【外食ビジネスウィーク2015】カード不要・電話番号認証でポイント付与……リピート率が平均156%アップ

IT業務効率

ポイントサービス「dodo point」
  • ポイントサービス「dodo point」
  • 携帯電話番号の入力画面。番号の一部がマスキングされている
  • 画面を反対側に倒すと管理画面になる。顧客履歴などを表示可能
  • 利用客の情報を元に、売上などを統計化できる
  • 利用客をフィルタリングして、特定の人にだけSMSを送ることもできる
  • ポイントの付与方法は後からでも変更可能
  • 株式会社Spoqaのブース
  • 代表取締役を務める熊谷喜直氏
 株式会社Spoqaは26日、東京ビッグサイトで開催中の「外食ビジネスウィーク2015」で、ポイントサービス「dodo point」に関する展示を行った。

 「dodo point」は“国内唯一”を自称する、携帯電話番号を利用したポイントサービス。来店者は店舗に設置されたタブレットに番号を入力するだけで、ポイントが貯められる。さらにポイントを電子クーポンと交換することで、特典や割引などのサービスが受けられるという仕組みだ。

 同社で代表取締役を務める熊谷喜直氏によると、この仕組みによって、来店客はより手軽にポイントが貯められるという。

「ポイントカードという形にすると、財布が一杯になったり、カードを忘れてしまうケースが出てきます。しかし、電話番号を入力する形であれば、お客様にとっても利用の際の敷居が低くなるわけです」

 なお、入力した電話番号は一部がマスキングされるため、お店のスタッフからも確認できない仕組みとなっている。ただし、入力された番号を元に、SMSを送ることは可能。電話番号を元に顧客情報が名簿状に管理されるので、来店履歴から常連を把握したり、特徴や好みなどをタグやメモとして記録できる。

 さらに、登録した情報を元に、顧客をフィルタリングできるので、例えば常連のみにカスタマイズしたSMSを送ることも可能となる。タブレットの画面にはメニュー画像、イベントの告知などを表示できるので、レジカウンターなどに設置すればマーケティング効果も期待できそうだ。

「ポイントはあくまでお店固有のものなので、リピーターを呼びやすいシステムになっています。過去の実績としては、1年間に平均でリピート率が156%向上しているようです」

 なお、ポイントの付与については、来店時に付与するスタンプ型だけでなく、会計金額に応じた額を付与する形式も用意している。現金とクレジットカードの支払いに応じて、ポイント率を変更するような運用も可能だ。

 こうして蓄積されたデータは、管理画面にグラフ表示される。ポイント付与にあたって会計金額を入力していれば、毎日の売り上げや平均予算なども分析され、ユーザーニーズを掴むうえでも役立ちそうだ。

 「dodo point」は1店舗あたりの月額料金制となっており、1カ月の利用料金は4400円。複数年契約と一括支払いの併用で、最大25%の割引が受けられる。タブレットを設置するだけと運用も手軽なので、料金も含めて小規模店舗でも利用しやすいサービスと言えるだろう。
《丸田鉄平/HANJO HANJO編集部》

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