クレーン建協神奈川支部がオペレーター養成 建設労働者育成支援 画像 クレーン建協神奈川支部がオペレーター養成 建設労働者育成支援

人材

 全国クレーン建設業協会神奈川支部(伊藤祐也支部長)は、重機オペレーター不足を自前で解消することを目的にした「かながわクレーン塾」を開講する。建設業振興基金が7月に厚生労働省から受託した「建設労働者緊急育成支援事業」の一環。31日から神奈川県内のハローワークを通じて人材を募集。10月から約5週間、富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)などで講習を行い、即戦力を育成する。講習終了後は8割以上の採用を目指す方針だ。
 建設労働者緊急育成支援事業は地域の建設業団体などを「地方拠点」と位置付け、全国16カ所で未就業者を建設業に入職させるための人材募集、職業訓練、就職あっせんなどをパッケージで実施する。初年度の15年度は募集目標が全国で600人。神奈川県内では同支部と神奈川県建設業協会の2団体が地方拠点に選ばれている。
 かながわクレーン塾の応募資格は18歳以上で普通免許取得者。入塾時点で無職で、クレーン業界への就職希望があることなどが条件となる。第1期生の募集期間は31日から9月24日まで。募集人員はビギナーコース15人(普通自動車運転免許のみ保有)とマスターコース15人(大型特殊免許・移動式クレーン運転士免許取得者)の計30人。講習期間は10月1日~11月24日のうち35日間程度を予定している。
 講習内容は富士教育訓練センターでの合宿教習、大型特殊免許取得(自動車学校通学教習)、移動式クレーン運転士(5トン以上)免許取得(専門教習所通学教習)、鉄道工事安全運転教習、工業高校出前授業見学会など。初心者からでも国家資格のクレーン運転士免許や玉掛け資格の取得までをフォローするカリキュラムを組んでいる。求人企業側から要望の多い「マナー・モラル研修」も取り入れる。講習終了後には採用希望企業との面接を仲介し、8割以上の採用を目指す考えだ。
 県内の重機団体では神奈川建設重機協同組合(内田靖夫理事長)も、若年入職者促進の取り組みとして県内の工業高校を対象とした重機の出前授業を展開している。これまで卒業生数人が組合員企業に就職するなどの成果を挙げているという。

クレーン建協神奈川支部/自前でオペレーター養成/建設労働者育成支援事業に着手

《日刊建設工業新聞》

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