北陸新幹線延伸ルート、16年度に調査着手……3案から絞り込み 画像 北陸新幹線延伸ルート、16年度に調査着手……3案から絞り込み

インバウンド・地域活性

 国土交通省は16年度から、未着工の北陸新幹線敦賀~大阪間の早期着工に向けてルートを選定するための調査に乗りだす。現在3本あるルート候補案の建設費や地質、経済波及効果などを検証し、最適なルート案を絞り込む。2022年度に金沢~敦賀間の開業が予定されているのを踏まえ、2年以内をめどに結論を出す予定だ。同省は、今月末の16年度予算概算要求にルート選定調査費を盛り込む方針を固めた。
 敦賀~大阪間のルートについては、関西7府県でつくる「関西広域連合」の提案を踏まえ、▽福井県小浜市などを通る「小浜ルート」(延長123キロ、概算建設費9500億円)▽大津市などを通り京都駅東側で東海道新幹線に合流する「湖西ルート」(81キロ、7700億円)▽滋賀県長浜市などを通り米原駅で東海道新幹線と合流する「米原ルート」(44キロ、5100億円)-の3案が浮上している。1973年に決定した国の北陸新幹線の整備計画は小浜ルートで決まっており、国交省の調査でも同ルートを軸に3案のメリット・デメリットを比較検討する。過去の整備新幹線のルート選定では最新の建設コストや沿線地域への経済効果などを考慮して当初計画のルートが変更された事例もある。自民、公明両党のプロジェクトチームは、工事中の金沢~敦賀間のうち、福井までの延伸・先行開業の可否や、これを実施する場合の方策について16年度予算要求までに政府に提言する予定だ。

国交省/北陸新幹線延伸ルート選定へ/16年度に調査着手、3案から絞り込み

《日刊建設工業新聞》

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