奈良県の新観光交流拠点・登大路ターミナル、来年度着工へ 画像 奈良県の新観光交流拠点・登大路ターミナル、来年度着工へ

制度・ビジネスチャンス

 奈良県は、奈良公園全体の観光交流拠点として、県庁東側(奈良市登大路町)に計画している「(仮称)登大路ターミナル」の建設工事に16年度着手する。団体バスの待機場などを備えた交通ターミナルに加え、飲食・物販店舗や展示施設などが入る延べ床面積約7900平方メートルの複合施設を計画。現在、アール・アイ・エーで設計を進めている。建設地は県庁東側に隣接する旧登大路観光駐車場の敷地約9000平方メートル。大宮通りと国道369号が交差し、奈良公園における主要動線の結節点に位置する。ゴールデンウイークなど春のシーズンには団体バスによる来園がピークを迎え、大仏前駐車場に出入庫が集中。その結果、公園内道路で入庫待ちの団体バスが滞留せざるを得ない状況となり、渋滞・混在を引き起こしている。
 駐機バースは春の団体バス利用のピーク日(490台/日)を想定して必要規模を試算。周辺駐車場の状況などを踏まえ試算した不足分(14台)を登大路ターミナルで確保することにした。建物は東棟と西棟に分かれ、現時点の計画規模はS造地下1階地上3階建て延べ約7868平方メートル(建築面積約3579平方メートル)。建築高さは約14・5メートルで、東棟にレクチャーホールや展示施設、西棟に飲食・物販店舗や交通管理センターを設ける計画だ。東棟には屋上庭園を設け、公園の緑化空間との連続性に配慮。建物の外壁も街並みの連続性に配慮し、瓦屋根の材質と色彩を取り入れた素材感のある焼き物(せっき質タイル・テラコッタ・ルーバー)によるデザインを計画している。

奈良県/登大路ターミナル建設(奈良市)/店舗や展示施設複合、16年度着工へ

《日刊建設工業新聞》

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