象潟仁賀保道路が10月18日全線開通、日本海側の電子部品物流や観光活性化に期待 画像 象潟仁賀保道路が10月18日全線開通、日本海側の電子部品物流や観光活性化に期待

インバウンド・地域活性

 東北地方整備局が整備を進めている日本海沿岸東北自動車道象潟仁賀保道路(延長13・7キロ)の全線が10月18日に開通する。12年10月に金浦IC~仁賀保IC(6・9キロ)が開通しており、今回、残りの象潟インターチェンジ(IC)~金浦IC(6・8キロ)が完成するめどが付いた。象潟仁賀保道路は無料区間として運用される。開通後は日本海側のミッシング・リンクが一つ解消され、地域の主要産業である電子部品の輸送効率化や観光交流の活性化、救急搬送の効率化などが期待される。両ICから、併走する国道7号と相互に乗り入れられるようになり、災害時などに代替路線として活用できる。
 10月に開通する金浦ICと象潟ICは、にかほ市役所の金浦庁舎と同象潟庁舎の東側にそれぞれ位置している。秋田県内の電子部品関連産業は製造品出荷額の25%を占める主要産業で、にかほ市と由利本荘市に工場などが集中している。道路開通後は物流の効率化が見込まれる。象潟ICの付近には道の駅があり、山形や新潟などからの観光客増加が期待される。にかほ市の救急搬送の94%が由利本荘市の病院に搬送されており、その96%が日沿道を利用していることから、救急搬送の効率化に寄与する効果も見込まれる。災害時のリスクを回避するメリットも生じる。由利本荘地域の主要幹線道路である国道7号は21カ所が津波浸水域を通過している。象潟仁賀保道路が開通すれば、災害時に道路が寸断されても別のルートを選択できるようになる。国土交通省の当初予算には、国道7号象潟仁賀保道路の整備費として18億円が盛り込まれた。

東北整備局/象潟仁賀保道路が10月18日全線開通/ミッシングリンク解消

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. ■ニュース深掘り!■東京再開発に見る中小のビジネス機運

    ■ニュース深掘り!■東京再開発に見る中小のビジネス機運

  2. 近大医学部、付属病院、堺市への移転計画/健康・医療分野の民間投資を促進

    近大医学部、付属病院、堺市への移転計画/健康・医療分野の民間投資を促進

  3. 竹芝ウォーターフロント開発、上層階にはラグジュアリーホテル

    竹芝ウォーターフロント開発、上層階にはラグジュアリーホテル

  4. 尼崎市・園田西武庫線御園工区、建設に本格着手。交通円滑化へ

  5. ~地方発ヒット商品の裏側~町工場の技術が生んだ「魔法のフライパン」

  6. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  7. 日本油脂王子工場跡地開発、大型商業施設と共同住宅の建設へ

  8. 造幣局東京支局跡開発、大学を誘致する方針

  9. 名古屋城天守閣、木造復元できるのは世界でこの城だけ!

  10. 丸ビル開業から15周年、2027年に向けては常盤橋エリアが熱い!

アクセスランキングをもっと見る

page top