【回転窓】田んぼアートと測量技術 画像 【回転窓】田んぼアートと測量技術

インバウンド・地域活性

 実りの秋を前に、青森県田舎館村の田んぼアートが見ごろを迎えている。稲作体験ツアーをきっかけに、3色の稲を使って地元の岩木山を描いてみようと始まった取り組みで、20年目を迎えたそうだ▼最初はシンプルだった絵柄は、年を重ねるごとにだんだんと凝るように。今年のテーマは「風と共に去りぬ」と「スターウォーズ」。展望台に立つと、眼下に広がる稲穂の絵に、「おお!」と歓声が上がる▼スターウォーズの田んぼアートには7種類の稲が使われている。緑や白に黄、赤と色彩も豊富。近くで見ると馬の毛並みのように美しい。刈り取るのは惜しい気もするが、期間限定だからこそ、価値も高まろう▼難しい絵柄ほど田植えも複雑になる。展望台から見た姿をきれいに仕上げるために、遠近法を計算して下絵を作成。詳細な設計図を基に稲を植えていくという。ナイロンテープと約1万本のアシで色彩の変わり目をなぞっていく。そのための測量には約1週間かかるそうだ▼大地にポイントを刻んでいくという意味では、構造物や建物を造る時と同じ。何事にも裏付けとなる技術が存在するのである。

回転窓/田んぼアートと測量技術

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 横浜北線、3月18日に開通。物流効率化や地域活性化へ

    横浜北線、3月18日に開通。物流効率化や地域活性化へ

  2. 富裕層インバウンドの法則その3

    富裕層インバウンドの法則その3

  3. 1匹2000万円!? 新潟県で棚田育ちのニシキゴイ、海外富裕層の注目で輸出額倍増

    1匹2000万円!? 新潟県で棚田育ちのニシキゴイ、海外富裕層の注目で輸出額倍増

  4. 渋谷区の"世界一汚いトイレ"、なぜ日本トイレ大賞をとれた?

  5. 中部縦貫道・高山清見道路上野第二トンネル工事、市街地の渋滞緩和や物流効率化へ

  6. 日本刀の製法で新素材も打ち抜く鍛造抜き型

  7. 富裕層インバウンドの法則その4

  8. セグウェイ超えられるか? 滋賀のベンチャーがハンドル操作の電動一輪バイクを市販へ

  9. 「完全個室」超豪華高速バス競争が勃発。各社の戦略は?

  10. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

アクセスランキングをもっと見る

page top