中華まんや介護食品にも……「味よく人気」で用途広がる安納芋 画像 中華まんや介護食品にも……「味よく人気」で用途広がる安納芋

インバウンド・地域活性

 鹿児島県の種子島が主産地のサツマイモ「安納芋」の用途が広がってきた。大手コンビニエンスストアや食品メーカーなどが抜群の甘さに目を付け、スイーツ以外にも中華まん、介護食品などに商品化。一方、地元では「ふるさと納税」の返礼品としても人気がある。ローソンは9月22日、中華まん「安納芋まん」を発売する。安納芋のペースト状のあんと、四角く切った安納芋が入っている。「味が良く、人気の食材でブランドでもある」ことから素材に選んだ。

 カウンターコーヒーと相性の良い商材として提案していきたい、という。1個140円と通常のあんまんより高めに価格設定し、100万食の販売を予定している。

 病院や福祉施設向け冷凍食品開発などの日本サンテ(東京都世田谷区)は2013年秋から、ピューレにした安納芋を使った介護食品「安納芋ゼリー」を病院や福祉施設など向けに販売している。

 同社は「糖度がずば抜けて高いが甘過ぎず、サツマイモ独特の味わいがある。食物繊維も豊富」と目を付けた理由を説明する。固定客を中心に月に20~30ケース(1ケース40グラム120個入り)を販売する。

 一方、地元でも安納芋は依然、強い引き合いがある。鹿児島県南種子町は今年4月から、ふるさと納税返礼品の一つに安納芋(青果)を採用した。現在、87件の申し込みがあり、うち82件が返礼品に安納芋を希望しているという。同町では「ふるさと納税をする人の大半が安納芋目当てのようだ」と話す。
 

中華まん、介護食品 用途広がる安納芋 

《日本農業新聞「e農net」》

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