愛知県小牧市が新図書館の基本設計案を明示、市中心部のランドマークに 画像 愛知県小牧市が新図書館の基本設計案を明示、市中心部のランドマークに

インバウンド・地域活性

 愛知県小牧市は、新図書館の基本設計案を明らかにした。規模はS一部RC造地下1階地上3階建て延べ7940平方メートル。外観は本の重なりをイメージ、中心市街地のランドマークとし、内部空間には、階段状の書架など斬新なデザインを取り入れる。また、省エネやライフサイクルコストに配慮しているのも特徴。基本設計は日建設計が担当した。建設地は名鉄小牧駅西の中央1で、敷地面積約3800平方メートル。駅前広場やラピオ(まなび創造館、えほん図書館等)などとの一体的な空間構成とする。
 地下は駐車場(60台)、配本スペース、地域冷暖房を受け入れる機械室など。1階はエントランス、児童スペースを含む開架・閲覧ゾーン、イベントスペース、書店・カフェ、閉架書庫、階段状の書架(本の山)などで構成する。階段状の書架は、斬新なデザインで来館者を引きつけるだけでなく、多彩なスペースを生み出せるのが特徴。
 2階では、二つの吹き抜け回りに開架・閲覧ゾーンを配置し、多目的会議室も設ける。1階から続く階段状の書架や壁状の書架には、途中に通路(中間階)を設置、本の出し入れがしやすいよう工夫している。3階は静かで落ち着いた空間となる。吹き抜け回りに開架・閲覧ゾーンを配置するほか、3カ所に閲覧・学習スペースを設ける。蔵書数は最大約50万冊(開架約28万冊、閉架約22万冊)。建設費は、資材価格や人件費の高騰を考慮し、基本計画から建築規模を縮小するとともに、経済的な構造や仕様の選定で約42億円に圧縮した。今後、市民意見を聞いて基本設計をまとめ、引き続き実施設計を進める。着工は16年度で、17年度完成、18年度供用開始を目指す。

愛知県小牧市/新図書館基本設計案/延べ8千平米、階段状の書架配置

《日刊建設工業新聞》

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