国交省が女性活躍推進地域ネットに12件選定 画像 国交省が女性活躍推進地域ネットに12件選定

人材

 国土交通省は17日、建設業での女性の活躍を後押しする地域ネットワークとして12件を選定したと発表した。企業グループのほか、県や地元建設業団体で作る協議会が多く選ばれ、女性の活躍に関する実態調査や交流イベント、研修会、シンポジウムなどを実施する。報道機関が参画した広報活動や、女性向けのヘルメット、作業着の開発もあった。国交省は「『もっと女性が活躍できる』地域協働推進事業」として、支援先を公募し、16件の応募があった。1件当たり100万円から300万円程度を業務委託費として助成する。選定された団体のうち、「岐阜県建設人材育成対策会議」は県建設業協会や高等学校教育研究会、県などで構成。女性の入職促進に向け、工業高校の女子学生向けの現場見学会などを実施する。
 建築設備技術者協会、日本空調衛生工事業協会など設備関連6団体が立ち上げた「設備女子支援ネットワーク」は東京などで講演会や交流会を開く。新潟県建設業協会と新潟日報社は「建設業の女性活用に向けた新潟地域ネットワーク」として入職促進のイベントや広報活動を展開する。日本建設業連合会(日建連)中部支部が代表の「中部圏けんせつ小町」は女性に技能者向けの資格を取得してもらい、その経過などを公表する予定だ。このほか、ハウスメーカーなどで作る団体は女性向けヘルメットや作業着を開発し、現場に提案していくほか、女性技術者向けの情報交換会も予定している。事業の成果は来年度早々にまとめ、先進事例として全国に展開。今後5年以内で女性技術者・技能者数を倍増させるとした国交省と建設業団体共通の目標達成につなげる。
 選定された地域ネットワークと主な構成団体は以下の通り。△北海道建設産業女性活躍推進協議会(北海道)=北海道建設業協会、北海道商工会議所連合会、北海道、札幌市など△北海道ブリリアント会(北海道)=地元工務店など6社△サスティナブルウーマンネットワーク(宮城県)=建築関係団体、東北工業大、せんだい泉エフエム放送△建築設備六団体協議会設備女性支援ネットワーク(東京など全国7ブロック)=建築設備技術者協会、日本空調衛生工事業協会、日本電設工業協会、空気調和・衛生工学会など△低層住宅における女性技術者情報交換会からの環境改善(首都圏)=全国低層住宅労務安全協議会△建設業の女性活用に向けた新潟地域ネットワーク(新潟県)=新潟県建設業協会、新潟日報社△岐阜建設人材育成対策会議(岐阜県)=岐阜県建設業協会など△静岡県建設産業担い手確保・育成対策支援コンソーシアム(静岡県)=静岡県、静岡県建設業協会、静岡県建設産業団体連合会など△中部圏けんせつ小町(中部圏)=日本建設業連合会中部支部、中部圏担い手育成ネットワーク協議会△建設業女性未来づくりの会(京都府、大分県)=原価管理システム開発会社など△しまね建設女子魅力向上委員会(島根県)=島根建設産業イメージアップ女子会、県、島根県建設業協会など△やまぐち建設産業女子の活躍支援ネットワーク(山口県)=山口県、山口県建設業協会、山口労働局など。

国交省/女性活躍推進地域ネットに12件選定/交流イベント開催や作業着開発

《日刊建設工業新聞》

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