握ったシャリのパックが海外でヒット……寿司ネタ載せるだけ 画像 握ったシャリのパックが海外でヒット……寿司ネタ載せるだけ

インバウンド・地域活性

 JAあいち経済連が開発した、握った形のすし飯パック「シャリ持慢(じまん)」が海外で販売を伸ばしている。5月からはオランダへの年間ベースの販売量が、倍の約3万パック(1パック=1貫20グラム×10貫)に増加。和食人気を追い風に米国へ売り込む他、JA系統を通じて欧州やアジア各国への販路拡大も目指す。常温保管で賞味期限が半年あり、電子レンジで加熱して冷ますだけで使える。冷凍の競合品より輸送コストが抑えられるのが売りだ。国内では手間を掛けずメニューに一品加えたい居酒屋などでの利用が多い。オランダではスーパーの販売から、魚市場での取り扱いにも波及したという。「シャリ持慢」に使っている米は、大粒で程よい粘りが酢飯に適している愛知県産「あいちのかおり」。スーパー向けの酢飯を中心に製造・販売する、あいち経済連炊飯加工センターが2009年に開発した。国内では店頭に1パック220円前後(税別)で並んでいる。売り出した当初の賞味期限は1カ月だったが、密閉できる包材などを検討し、翌年には半年保存できるように改良。12年には輸出を視野に英語と中国語、韓国語の説明を載せたパッケージを作った。オランダには13年から出荷している。あいち経済連米穀部の鳥居真木パールライス2課長は「味の検討を繰り返してできた自信作だ。常温で長期間保存できることをアピールし、海外へ愛知の米を売り込みたい」と展望する。

ネタ載せるだけ 握ったすし飯パック 海外でヒット 常温長期保存が可能 あいち経済連 

《日本農業新聞「e農net」》

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