地下深くの不思議を学ぼう――放射性廃棄物の地層処分への理解を深める 画像 地下深くの不思議を学ぼう――放射性廃棄物の地層処分への理解を深める

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「ちそうしょぶん」ってなんだろう?
 1000メートル以上の地下奥深くには、地底人がいるわけではなく驚くべき微生物がいる。
 「せまくても、あつくても、酸素が無くても、水びたしでもだいじょうぶ。光の代わりに自然放射線のエネルギーを使って栄養を作っているんだ」
 テレビでもお馴染みの長沼毅さん(広島大学准教授)が、日本科学未来館(東京・お台場)を訪れた親子を対象に「地下深くの不思議を学ぼう」をテーマに講演を行った。
 電子顕微鏡でしか見られないアウダックスヴィアトールという微生物の特徴を長沼さんはわかりやすく説明。最初は難しそうな表情をしていた子どもたちも徐々に地下深くの世界に引き込まれていく。「地下には5000から6000の名前がついている微生物がいて、しかも、まだ発見されていないのもたくさんいるはず」と長沼さん。子どもたちからの「微生物に性別ってあるの?」「寿命はあるの?」といった質問にも丁寧に答えていた。地下の世界を初めてイメージできた子どもたちも多かったようだ。

高レベル放射性廃棄物の地層処分を紹介
 同イベントは、日本原子力研究開発機構(JAEA)、原子力発電環境整備機構(NUMO)、経済産業省資源エネルギー庁が主催。高レベル放射性廃棄物の最終処分に関して理解を深め、より関心を高めてもらうための活動の一環だ。
 長沼さんの講演に続き、NUMOが制作した高レベル放射性廃棄物の地層処分をテーマとした小・中学生向けのアニメーションを放映。そのほか、「ベントナイト石けんを作ろう」「地層処分研究に関する実験・コーナー」などの実験ブースも併設した。親子連れ約150人が訪れ、地層処分に関する理解を深めていた。
 詳細=JAEA=https://www.jaea.go.jp/、NUMO=http://www.numo.or.jp/
《日本教育新聞》

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