鹿島アジア統括現法、インドネシア大規模開発で施設整備完了、36年まで運営 画像 鹿島アジア統括現法、インドネシア大規模開発で施設整備完了、36年まで運営

海外進出

 鹿島のアジア統括現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(KOA)が、インドネシアの首都ジャカルタの中心街に位置するスナヤン地区で進めてきた大規模開発事業「スナヤン・スクエア」の建物整備がすべて完了した。同国政府から借り受けた約19万平方メートルの国有地にオフィス、商業施設、アパート、ホテルを整備する複合開発プロジェクトで、開発から設計、施工、運営までを担当。1989年に着手し、鹿島グループが総力を挙げて取り組んできた事業が次の段階に入る。
 スナヤン地区は、ジャカルタの「黄金三角地帯」と呼ばれる中心街の南端に位置。スナヤン国立競技場を中心とする緑豊かな環境に恵まれたエリアで、高級住宅街にも隣接している。スナヤン・スクエアの開発は40年間のBOT事業。高級ブランドのテナントが複数入居するショッピングセンター「プラザ・スナヤン」や高級コンドミニアム「アパルトメン・プラザ・スナヤン」、オフィスビル「セントラル・スナヤン」を建設してきた。6日に最後の建物となるホテル「フェアモント・ジャカルタ」がグランドオープンを迎え、プロジェクトの開発段階が完了した。
 建物の中には30階を超える超高層ビルもあり、整備した総延べ床面積は56万4000平方メートルに上る。鹿島の建築設計本部とカジマ・デザイン・アジアなどが設計、カジマ・インドネシアが施工した。KOA傘下のスナヤン・トリカリヤ・スンパナ社が開発・運営を担当し、2036年まで施設運営を継続する。全面開業したフェアモント・ジャカルタはシンガポールの「ラッフルズ・ホテル」、ニューヨークの「プラザホテル」、ロンドンの「サボイ・ホテル」を運営するFRHIホテルズ&リゾーツに運営委託した都市型の五つ星ホテル。1月に部分開業して以来、ジャカルタを訪れるビジネス客を中心に高い評価を得ているという。鹿島は、今回のプロジェクトで蓄積したノウハウを生かし、海外各地域のニーズに沿った開発事業を今後も積極的に展開していく。

鹿島アジア統括現法/インドネシア大規模開発で施設整備完了/36年まで運営

《日刊建設工業新聞》

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