【回転窓】沖縄の戦禍と交通事情 画像 【回転窓】沖縄の戦禍と交通事情

インバウンド・地域活性

 沖縄唯一の鉄道である都市モノレールが開業したのは、12年前のきょう10日。本土とは異なる食文化や風土を体験できる沖縄は、国内でも人気の観光スポットだが、モノレールが走るのは那覇空港~首里間のみ。ほかは鉄道が未整備なため、観光客は主にタクシーかレンタカー、バスで移動することに▼困るのは渋滞だ。沖縄の混雑時の車の時速は約13キロと3大都市圏より遅い。このため現在、那覇市~名護市間を1時間で結ぶ高速鉄道の検討が進む。実現すれば、県内の交流人口の増加に加え、名護市を中心とする北部圏域の活性化が期待できる▼地元の期待度も高く、沖縄県がパブリック・インボルブメントを実施したところ、県民から1万件を超える意見が。今後、沖縄の将来像を見据え、ルートを絞り込むという▼かつて沖縄には、総延長48キロの本格的な鉄道が存在した。1914(大正3)年に開業した沖縄県軽便鉄道で、那覇を中心に与那原、嘉手納、糸満をつなぐ3路線が運行していた。年間300万人を超す利用者があったが、あの戦争で壊滅した▼終戦から70年。沖縄の傷はいまだに癒えていない。

回転窓/沖縄の戦禍と交通事情

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

    「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

  2. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

    五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  3. 「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

    「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

  4. 入場者数9年連続増、官民一体で城下町再生…愛知・犬山城

  5. 日本ハムファイターズ新球場のイメージ公表/スタジアム核に複合施設整備

  6. 和歌山市駅前再開発、ホテルや図書館も

  7. 車のシガーソケットに挿すだけのIoTデバイス…プローブカーから運行管理まで

  8. 栃木県で総合スポーツゾーン新スタジアム、天然芝のサッカー場も

  9. 「完全個室」超豪華高速バス競争が勃発、各社の戦略は?

  10. 福岡・ホークスタウンモール跡地の開発計画、メインは「MARK IS(マークイズ)」

アクセスランキングをもっと見る

page top