ズッキーニ、牛肉、パプリカ、ブナシメジ…「夏カレー」関連具材が人気

マネジメント

 大手スーパーが「夏カレー」具材の売り込みに力を入れている。売り場では定番のジャガイモやタマネギ、ニンジンに加え、ズッキーニや東日本ではあまり使用しなかった牛肉などが“準定番”に成長し、売れ行きを伸ばしている。カレーの最需要期である夏に合わせ、各社はメニュー提案を通じて具材の消費を喚起したい考えだ。首都圏で約110店舗を展開するサミット(東京都杉並区)は「夏のカレーフェア」と銘打った折り込みちらしで関連食材をPRする。強く推すのは「仙台和牛4等級」だ。煮込むほど軟らかくなるスネ肉に着目。圧力鍋を使った時短調理を提案して、使いやすさをアピールする。100グラム当たり300円前後と、和牛としては安価が売りだ。野菜では彩りが良くなるパプリカや低カロリーのブナシメジも売り込んでいる。関東、近畿に約250店舗あるライフ(東京都台東区)が提案する具材はズッキーニだ。「イタリア料理用というイメージが強いが、数年前からカレー具材として売り込んだところ好評だった」(広報)。今では夏カレーの主力商材の一つだ。関東では北海道、長野県産を1本100円前後で販売している。「目新しさや、夏野菜として季節感があるのが人気の理由」(同)という。イオンやダイエーなどの大手もカレー需要を意識した販促企画を展開する。22の食品メーカーでつくる全日本カレー工業協同組合によると、カレーの最需要期は夏。香辛料が食欲を刺激するため、夏ばて対策メニューとして人気が高まる。同組合は、具材が多彩になってきた理由について「自分好みの味を楽しみたい人が増えたせいではないか」とみる。これまで具材の主役である肉は、東日本では豚肉が、西日本では牛肉が定番だったが、「その垣根も低くなっている」(同)という。

ズッキーニや牛肉おすすめ カレー需要ピーク 大手スーパー 具材売り込み強化

《日本農業新聞「e農net」》

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