福島県がCLT生産工場の県内誘致を検討、実現すれば東日本初 画像 福島県がCLT生産工場の県内誘致を検討、実現すれば東日本初

インバウンド・地域活性

 福島県は、直交集成板(CLT)の生産工場を県内に誘致するための検討に乗り出した。CLT工場は関西地区にしかなく、誘致が実現すれば東日本で初めてとなる。工場の施設規模や建設時期、候補地などを検討する「CLT工場実現可能性調査等業務」の公募型プロポーザル手続きを3日に公告した。参加申請を19日まで、提案書を24日まで受け付ける。26日に審査会を開き、今月中に最優秀者を決める。工場を誘致するに当たり、県は9月にも林野庁や国土交通省、県内の大学、木材加工業らで構成する検討会を立ち上げることにしている。
 参加資格は単体またはJV。過去5年間に国・自治体などから工場施設の整備に伴う調査や基本設計などを請け負った実績を求めている。審査では、企業の技術力(15点)と業務実施方針(20点)、特定テーマへの提案(150点)、見積もり価格(5点)を評価する。業務では、▽県内における森林資源の活用実態調査、CLTなど新技術の普及による効果の検討▽CLT工場設置の実現可能性分析▽生産体制・工場設置の基本計画▽CLTの需要創出に向けた検討▽国や自治体の動向把握-などを行い、CLT推進計画を策定する。履行期限は16年3月18日。委託の上限額は4000万円(税込み)。福島県内では湯川村の2階建て公営住宅にCLTを活用した実例がある。県や国は県内に工場を誘致することでCLTの普及を促したい考えだ。

福島県/CLT工場実現可能性調査等業務プロポ公告/8月19日まで参加受付

《日刊建設工業新聞》

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