清水建設がイクボスアワード新設、3人に金ボス賞、好事例展開し女性活躍後押し 画像 清水建設がイクボスアワード新設、3人に金ボス賞、好事例展開し女性活躍後押し

人材

 清水建設は、女性の育児支援・育成などに積極的に取り組む役職者を表彰する「イクボスアワード」を新設し、7月31日に東京都中央区の本社シミズホールで開いた「女性活躍推進セミナー」で表彰式・事例発表を行った。女性の活躍推進施策の一環。直属の部下による推薦21件の中から「金ボス賞」に選ばれた3人に、宮本洋一社長からトロフィーが手渡された。同社はダイバーシティー(人材の多様化)推進施策の一環として13年度から毎年1回、「女性活躍推進フォーラム」を開催。海外を含む全国の女性従業員を対象に自身のキャリア形成について考えるきっかけや、参加者同士のネットワーク形成の場を提供している。今回、女性従業員とその上司(男性)が職場での課題や悩みを共有し、生き生きとした職場づくりに向け考えるきっかけにしてもらおうと、女性活躍推進セミナーを初めて開催した。外勤・現場の技術系、内勤の技術系、事務系の3部門から60組120人が参加。ダイバーシティー・女性活躍推進のコンサルティングや女性リーダーの育成研修などを手掛けるWoomaxの竹之内幸子氏が基調講演したほか、直属の上司・部下ではないグループに分かれて働きやすい職場づくりなどをテーマに意見を交わした。
 イクボスの好事例を社内に広め、女性のさらなる活躍推進に向けた意識の醸成などを図るため、イクボスアワードも初めて行った。推薦を受けた21件の中から金ボス賞に吉濱次郎(営業本部営業企画推進部主査)、山岡泰(名古屋支店技術開発営業部長)、真先修(土木東京支店土木第三部工事長)の3氏を選出。特別賞に2件(3人)が選ばれた。選考に携わった西岡真帆人事部ダイバーシティ推進室長は「(イクボスは)教育・指導、時間管理の力だけでなく、コミュニケーション能力が高い。ゼネコンでイクボスを表彰する取り組みはおそらく初めてだと思う」と説明。さらに「まずは新しい取り組みを社内に広めていく。ゆくゆくは公(厚生労働省)のイクボスアワードにも応募していきたい」と意欲を見せた。表彰式で宮本社長は「女性の活躍推進は男女双方がその気にならないとできない。上司と部下の双方向のコミュニケーションがしっかりと取れ、生き生きと働ける環境づくりを続けていく。受賞者の好事例を生かし、各部署で工夫を加えながら展開してほしい。来年のアワードでは今年の取り組みを超える事例が出ることを期待している」と呼び掛けた。

清水建設/イクボスアワード新設、3人に金ボス賞/好事例展開し女性活躍後押し

《日刊建設工業新聞》

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