熊本県の全市町村が歩切り廃止、建設業協会との根絶活動結実 画像 熊本県の全市町村が歩切り廃止、建設業協会との根絶活動結実

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 熊本県は、公共工事の入札時の予定価格を積算金額より切り下げる「歩切り」を県内すべての市町村が廃止したと発表した。県が行った調査では4月1日現在で市町村のうち3分の1が歩切りを行っていたが、7月1日時点の調査では1市1村まで減少。これらも8月から是正する方針を決めたため、県内の全市町村で歩切りの廃止を達成した。県と熊本県建設業協会(橋口光徳会長)では14年6月の改正公共工事品質確保促進法の施行を受け、歩切りの根絶に向けた活動を本格化。熊本建協は市町村を個別に訪問し歩切りの廃止を要請し、県も会合などの場を通じて首長や契約担当者らに継続的に歩切りの廃止を働き掛けていた。
 県の調査によると歩切りを行っていた市町村は4月1日現在では15市町村だったが、7月1日現在では1市1村まで減少。残る1市1村も8月以降に制度を見直し、歩切りを廃止する方針を決定したため、歩切りの全廃を達成した。県では「建設産業の中長期的な担い手の確保に向け、県と市町村が一体となって取り組む体制が整ったと考えている」(監理課)としており、引き続き熊本県建設業協会をはじめとする建設業団体や市町村と連携しながら発注関係事務の適正な運用に向けた取り組みを推進する意向だ。

熊本県/全市町村が歩切り廃止/建設業協会との根絶活動結実

《日刊建設工業新聞》

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