大阪大、「世界適塾ビレッジ」PFI実施方針公表、入札公告は10月 画像 大阪大、「世界適塾ビレッジ」PFI実施方針公表、入札公告は10月

インバウンド・地域活性

 大阪大学は、大阪府吹田市津雲台の「津雲台宿舎」をPFIで再整備する「大阪大学『世界適塾ビレッジ』施設整備運営事業」の実施方針を公表した。学生寮や教職員宿舎、民間付帯施設を整備・運営するPFI事業者を決める手続きに入る。学生寮などの事業はBTO(建設・移管・運営)方式を採用。総戸・室数は700程度。4日に実施方針の説明会を開く。10月下旬に特定事業の選定と一般競争入札を公告。12月上旬に入札参加資格確認申請書を、16年2月中旬に入札書と提案書を受け付ける。2月下旬に開札し、優先交渉権者を決める。
 津雲台宿舎は、約2万3805平方メートルの敷地に複数の住棟が立つ阪大関係者の寮で、最寄りの駅は阪急電鉄千里線・大阪モノレールの山田駅。阪急山田駅からは徒歩5分程度の場所にある。再整備事業でシェアタイプの学寮(300室程度)と、教職員宿舎の独身用Aタイプ(120戸程度)、独身用Bタイプ(200戸程度)、単身者用(40戸)、世帯用(40戸程度)を確保する。敷地の半分に民間収益施設を誘致し、地代収入を建設費の一部に当てる。建設場所は吹田市津雲台5の20の4。PFI事業者は、現有施設の解体工事や、新施設の設計・建設・工事監理・維持管理・運営を行う。既存施設の解体工事と新施設の完成までの期間は、17年1月から19年3月まで。運営業務などは19年4月から50年3月まで。民間付帯施設の土地賃貸借期間は50年程度。
 入札に参加できるのは、単体企業か、複数の企業で構成するグループ。設計担当企業と工事監理担当企業は文部科学省の一般競争参加資格認定企業。建設担当企業は文部科学省か大阪大学の建築工事などの参加資格(資格認定通知書点数=建築工事1190点、電気工事・管工事1100点)が必要。維持管理担当企業は国全庁統一資格か大阪大学の参加資格が求められる。設計担当企業と建設担当企業は、集合住宅など宿舎や宿泊施設、病院、研修施設で3階建て延べ1万平方メートル以上の各分野の実績が、工事監理担当企業と維持管理担当企業は宿舎などで延べ床面積5000平方メートル以上の実績が必要となる。導入可能性調査とアドバイザリー業務は三井住友信託銀行が担当。アドバイザリー業務で同銀行は、西村あさひ法律事務所、昭和設計と提携した。阪大では、世界適塾ビレッジについて、居住空間の提供だけでなく、世界に活躍するグローバルな人材育成の拠点と位置付けている。実施方針説明会の出席申し込みは3日午後3時まで受け付ける。申し込みのメール送信先は施設部管理計画課(sisetu-kanri-seibi@office.osaka-u.ac.jp 電話06・6879・8963、FAX06・6879・7139)。

大阪大学/世界適塾ビレッジ整備運営/PFI実施方針公表、10月中に入札公告

《日刊建設工業新聞》

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