ロボット・人工知能ブームを取り込め!大学で専門組織を続々 画像 ロボット・人工知能ブームを取り込め!大学で専門組織を続々

インバウンド・地域活性

 慶応義塾大学は8月1日付で「人工知能・ビッグデータ研究開発センター」を設立する。ロボットや人工知能、ビッグデータに関連する要素技術を統合し、知能システムを開発できるプラットフォームの構築を進める。まずは同プラットフォームをもとに、学校での授業や喫茶店業務代行ロボット、工場での組み立てロボットなどに対応したアプリケーションの開発を目指す。 対話、画像認識、動作といった知能を構成する各要素を統合し、人と協働する知能アプリケーションの構築基盤「PRINTEPS」を開発する。開発したプラットフォームやアプリケーションは、将来的には工場がネットワーク化された「インダストリー4・0」への応用を目指す。 センター長には同大で人工知能を研究する、山口高平教授が就く。「PRINTEPS」を元に、教室全体の学習状況を把握できる人工知能や、喫茶店業務を代行する人型ロボット、工場で人と連携して組み立て作業を行う双腕ロボット向けの知能アプリケーションの開発を進める。 加えてビッグデータ教材と、ビッグデータ教育プログラムを開発する。慶応大での人材育成に活用するほか、大学連携ネットワークの構築を目指す。東京都市大はロボットの横断組織を構築 東京都市大学は、学内の総合研究所内に分野を越えてロボット技術を研究する「ロボティクス研究体」を創設した。工学部だけでなく、知識工学部とメディア情報学部の教授も参加。学部の枠を越えることで技術以外の視点を入れ、より実践的なロボット技術の研究を推進する。 このほど開いたワークショップ(写真)では、6人の大学院生が「宇宙ロボットにおける無反動制御のエネルギー効率の解析」「歩行器の転倒防止装置の開発」などの研究テーマについて発表。白熱した議論が繰り広げられた。 従来は機械システム工学科を中心に発表していたが、今後は各学部が連携する機会をつくり、回数も増やす。丸泉琢也副学長兼総合研究所所長は「ロボット技術に全学部を挙げて取り組んでいく」と強調した。
《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

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