品川車両基地跡地周辺開発、2016年度に区画整理着手……20年に新駅暫定開業 画像 品川車両基地跡地周辺開発、2016年度に区画整理着手……20年に新駅暫定開業

インバウンド・地域活性

 JR山手線・京浜東北線の新駅が整備されるJR東日本の品川車両基地跡地(東京都港区)を中心としたエリアで、開発事業者が16年度に土地区画整理事業に着手することが分かった。東京圏国家戦略特区の特定事業として本年度中に関連する都市計画(再開発等促進区を定める地区計画、土地区画整理事業など)が決定される見通し。新駅が暫定開業する20年ころまでを第1ステージ、リニア中央新幹線が開業する27年ころまでを第2ステージとし、段階的に土地区画整理事業をはじめとした都市基盤整備が進められる予定だ。29日に開かれた東京・港区の区議会建設常任委員会で、品川駅周辺の街づくり動向として報告された。
 報告資料によると、地区計画の対象地は、品川車両基地跡地(約13ヘクタール)がある「品川駅北周辺地区」と品川駅西口付近の「品川駅街区地区」の合わせて約18ヘクタールのエリア。その大部分が土地区画整理事業の施行区域にもなる。土地区画整理事業は、現時点で施行方式(個人・組合)が明らかになっていないが、16年度に品川駅北周辺地区から先行着手する。20年の新駅暫定開業を目指し、駅前広場や都市計画道路を含む新駅周辺の交通インフラの整備を進める。18年度からは、品川駅街区地区でも土地区画整理事業に着手する。
 第1ステージとして新駅周辺の交通インフラを整備し、第2ステージで土地区画整理事業を完了させる。第2ステージでは、京浜急行電鉄が計画している京急品川駅の再整備も進める。同駅のホームを現在の2階から1階に移し、線路を3線から4線に増強する。さらに品川駅北周辺地区は、建物の用途や容積率の制限が緩和される「再開発等促進区」に設定する。同地区は、東京都が昨年策定した「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」で、グローバル企業を誘致したり、国際会議を開くMICE施設を整備したりして、国際ビジネス拠点の構築を目指すエリアと位置付けられている。道路や街区の整備方針を勘案すると、地区内に8棟前後の建物が立つ見通しだ。

JR東日本/品川車両基地跡地周辺開発(東京都港区)/16年度に土地区整着手

《日刊建設工業新聞》

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