【解決!社長の悩み相談センター】第11回:経営者は絶対入れといわれる生命保険……本当に必要? 画像 【解決!社長の悩み相談センター】第11回:経営者は絶対入れといわれる生命保険……本当に必要?

制度・ビジネスチャンス

今回の回答者:高橋昌也 税理士・AFP(フィナンシャルプランナー)

質問:
製造業を営んでいます。社員は10人ほどで、年商は1億円です。現在、特に生命保険などには加入をしていないのですが、そのことを友人である経営者に話をしたら「絶対に見直しをしたほうが良い」と言われました。本当に保険は必要なのでしょうか?

回答:
 昔から「自営業者はサラリーマンよりも保障を手厚くしなければならない」と言われています。それはなぜなのでしょうか?

 ここでは私生活面と商売面に話を分けて考えることが大切です。まずは私生活面について考えてみましょう。

 サラリーマンでも自営業者でも、私生活面についての考え方はあまり変わりがありません。一家の生活を支えている収入を得ている人に万が一のことがあれば、遺された家族はその後の生活に困ってしまいます。

 この時に考えるべきこととして

・家族構成は?(配偶者や子供の有無、親の介護等)
・どんな程度の生活レベルを望んでいるのか?
・遺された家族は、いざという時にどれくらいの収入を得られそうか?

 2番目の項目は、例えば子供が私立学校に行っている、何か特定の習い事をしている場合などには大きくなりがちです。そして遺族の生活保障を保険だけで賄おうとすると、加入する保険が大きくなりますからその分だけ負担が増えます。保険だけに頼るのでなく、遺族自身の収入力について冷静に考えておくことも大切なことです。

 そして自営業者には生活面以外に商売面の保障が必要です。多くの中小零細事業において、社長という存在は絶対です。会社の看板そのものに大きな意味はなく、社長その人の信用力や営業力で事業が維持されていることがほとんどです。

 つまり、社長がいなくなってしまった時点で事業そのものの存続が危ぶまれるようなことが珍しくありません。このことをかなり軽く考えている自営業者の方が多いのは、少し危ないことです。

 具体的に、商売ではどのようなことを気にする必要があるでしょうか?
《高橋昌也》

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