西南暖地の2015年産早期栽培米、6月の天候不順が響き3県が「不良」

インバウンド・地域活性

農水省は28日、西南暖地の2015年産早期栽培米の作柄概況(7月15日現在)を発表した。全4県のうち3県が、作況指数94以下に相当する「不良」。西日本を中心とした6月の天候不順の影響を受け、生育が振るわなかった。「不良」となった3県は宮崎、鹿児島、沖縄で、高知が唯一、作況指数101~99に相当する「平年並み」となった。この時期の早期栽培米の作柄概況で、複数県が「不良」となるのは、全4県が「不良」となった1998年以来17年ぶり。同省によると「不良」となった3県のうち、宮崎、鹿児島は4月から5月中旬にかけての日照不足、6月の低温・日照不足の影響を受け、穂数や全もみ数が少ないと見込まれる。沖縄は台風6号の影響で開花・受精が阻害されたという。登熟は4県とも「やや不良」。15年産米の先駆けとなる早期栽培米の作柄は今回、異例ともいえる著しい落ち込みが浮き彫りになった格好になるが、水稲の全作付面積に占める割合は約1%。全体の米の作柄を占うには、今後出荷が始まる東北など主産地の状況が鍵を握る。

早期米3県「不良」 6月の天候不順響く 7月15日現在の作況

《日本農業新聞「e農net」》

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