新潟「やすらぎ堤デザイン検討委員会」で重点区間の再整備デザイン案を公表 画像 新潟「やすらぎ堤デザイン検討委員会」で重点区間の再整備デザイン案を公表

インバウンド・地域活性

 北陸地方整備局信濃川下流河川事務所は、28日に新潟市内で開いた「やすらぎ堤デザイン検討委員会」の3回目の会合で、やすらぎ堤の未整備区間と、整備済みのうちの重点区間の再整備のデザイン案を公表した。8月から新潟市のホームページを利用して市民意見を募り、意見を踏まえて整備方針をまとめる。9月の次回会合で整備方針を発表する。未整備区間についてはやすらぎ堤全体の一体感と連続性を創出するとの考えに立ちデザイン方針案を決めた。未整備区間のうち新光町上・下流区間は、「自然環境を尊重して自然観察のしやすい空間をつくる」「低水護岸形状に変化を与えて水際線の単調さを解消する」などを盛り込んだ。同じく未整備区間の関新地区は、「工事で消失する水辺の自然環境を復元して自然観察しやすい空間をつくる」「堤防背後地からのアクセス性を高める空間構成、施設配置を行う」とした。
 両地区の護岸は、水深が深く水辺利用に向かない場所は矢板護岸を、水深が浅く水辺利用に向く場所で自然観察しやすい場所は階段護岸を、水深が浅く水辺利用に向く場所は石積み護岸を、死水域で親水性を高める場所は巨石張り護岸を採用する。整備済み区間の改良のうち万代橋周辺については、万代シティと直結する立体歩道橋の整備、万代橋近くの右岸側に水辺に触れることができるような空間を整備する。同じく整備済み区間で古町に近い部分については、街路の整備と合わせて、古町方面から車道に降りずにやすらぎ堤に直接入ることができる立体遊歩道を整備することなどを盛り込んだ。やすらぎ堤は、新潟市中心部を流れる信濃川左右両岸に北陸整備局が建設した法面勾配の緩やかな親水型堤防で市民の憩いの場として親しまれている。建設当時「5割勾配」(底辺と対辺の比率が5対1、角度にして約11度の傾斜)の採用は全国初。やすらぎ堤は、関屋分水との分岐点から万代橋までの間が整備区間。北陸整備局は現在も延伸工事を行っている。

北陸整備局信濃川下流河川/やすらぎ堤防デザイン案公表/9月に整備方針

《日刊建設工業新聞》

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