NIPPO、重交通向け常温合材の販売が4カ月で年間目標の1.7倍 画像 NIPPO、重交通向け常温合材の販売が4カ月で年間目標の1.7倍

インバウンド・地域活性

 NIPPOが高速道路など重交通路線向けに開発した常温合材の販売が好調だ。昨年11月に1袋10キロの使い切りサイズで販売を始め、今年3月までの約4カ月で1700袋を販売。当初目標の年間1000袋を短期間で大幅に上回った。15年度に入っても、他の商品を含め常温合材の出荷は好調。4~6月の高耐久性常温合材の出荷が前年同期の約1・6倍に伸びているという。量販店向け商品の発売や工場での積極営業などにより今後も販路拡大を図っていく方針だ。
 常温合材「凹道(あなみち)埋たろう」は、高速道路や幹線道路など重交通路線向けの路面補修材。動粘度の大きいバインダーにより、高い耐久性と安定性を発揮する。同社従来品と比べて初期供用時の耐流動性が1・8倍に向上することを確認している。新しい添加剤により天候を問わず施工時の作業性を高め、タイヤ付着による飛散にも抵抗。専用の転圧機械も不要で、路面に敷きならし、軽自動車などのタイヤで踏み固めるだけで交通開放できるのも特徴の一つだ。
 昨年11月の発売から約4カ月で年間目標の1・7倍を売り上げた。ユーザーからは「硬い重交通路線でも作業性が低下しない」など高い評価を得ているという。現在、広島合材工場(広島市安佐南区)と伊勢崎合材工場(群馬県伊勢崎市)で製造。今後の出荷動向に応じては「製造工場を増やすことも検討していきたい」(合材部製品担当)という。
 同社は、長期保存できる常温アスファルト混合物を1965年に国内で初めて実用化。以来、「レミファルト」の名称で新商品を投入してきた。全天候型の高耐久性常温合材「レミファルトST」を最上位に4製品をラインナップ。今年4月には量販店向けの「レミファルトSTプラス」を発売し、一般顧客への販路拡大にも力を注いでいる。
 レミファルトSTは年間約6万袋が出荷されている。今年4~6月の販売量(レミファルトSTプラス含む)は前年同期比58%増と大きく伸長している。こうした状況を受け同社では、凹道埋たろう、レミファルトSTの2製品の袋に使う専用の特殊パルプを例年の約2倍キープしており、今後の出荷の伸びに備えている。

NIPPO/重交通向け常温合材の販売好調/4カ月で年間目標の1・7倍に

《日刊建設工業新聞》

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