旧岩槻区役所利用計画、中核施設に「岩槻人形会館」をPFIで検討 画像 旧岩槻区役所利用計画、中核施設に「岩槻人形会館」をPFIで検討

インバウンド・地域活性

 さいたま市は、旧岩槻区役所の跡地の利用計画を策定した。中核施設として、北側の区画に地域の伝統工芸である人形作りなどに親しめる「岩槻人形会館」(延べ2168平方メートル)を新築する方針。今後の施設整備基本計画の策定作業の中で、人のにぎわいと交流を創出する施設機能を複合させるか別に建設するか結論を出す。PFI導入の可能性など事業手法も検討する。東京五輪が開かれる20年度までの整備完了を目指す。
 跡地は岩槻区本町6丁目にある計1万4697平方メートル。北側(8726平方メートル)、南側(5149平方メートル)、東側(822平方メートル)の3区画に分かれている。12年1月、主要テナントが撤退した東武鉄道野田線岩槻駅東口の再開発ビルに区役所が移転したため、跡地となった一帯の新たな利用方針が検討されてきた。当初の計画では、岩槻人形会館の建設は岩槻城跡公園の隣接地(太田2の268の4ほか)で行う予定だったが、区役所跡地に同会館を設ければ「人形のまち」として地域のPRにつながるなどの狙いから建設地を変更することにした。
 同会館内には交流、体験、収集、展示などをテーマにした各スペースを配置する。同会館の機能を補完するにぎわい交流施設の規模は延べ約1500平方メートルと想定している。敷地北側を通る主要地方道さいたま春日部線(日光御成道)の沿線などには、江戸時代に建てられた歴史的建造物や寺社などが現存しているため、市は、地域の街並みとの連続性や調和に配慮したデザインで施設を設計する考えだ。同会館の当初の建設予定地の活用方法も検討。計画では、人形会館を訪れる団体客のバスの駐車場や、創作活動の場などとして活用する案を例示した。

さいたま市/岩槻区役所敷地利用計画/中核施設に人形会館、PFI可能性検討

《日刊建設工業新聞》

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