夏本番、プレジャーボート商戦が熱い! 画像 夏本番、プレジャーボート商戦が熱い!

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 夏のシーズン本格化に向け、プレジャーボート市場ではメーカー各社が製品・サービスを拡充している。同市場はこの数年増加傾向を続けており、中でも、中・大型ボートの需要が伸びている。ただ、競争は激化しており、ヤマハ発動機やヤンマーなど大手各社が製品・サービスに工夫を凝らし、しのぎを削っている。  国土交通省が発表した「海事レポート」によれば、プレジャーボートを含む舟艇工業の2014年総出荷額は前年比7%増の2225億円。08年のリーマン・ショック後には大幅に落ち込んだ。その後の景気の持ち直しを背景に、2年連続で総出荷額で2000億円台を確保できた。ヤマハ発は7メートル以上の中・大型の受注堅調 ヤマハ発動機は15年に入り、長さ約7メートル以上の中・大型ボートの受注が伸長している。伸び悩んでいた小型ボートも上向きで、新製品のフィッシングボート「FAST23」の投入でさらに勢いをつけたい考え。国内の主戦場である5―10メートルの市場は前年を上回っており、販売は「昨年より伸長した形で着地できそう」(ヤマハ発動機)と手応えを感じている。 海の楽しさを知ってもらおうと始めた会員制マリンクラブ「シースタイル」も好評だ。今年10周年を迎え、マリンレジャーをリーズナブルに楽しめるとあって、会員は1万7800人と設立時からほぼ倍増した。ホームマリーナは全国約140カ所。14年からは海外展開も始め、ハワイとタイのマリーナの2カ所が加わった。 ボート約300隻を配備し、釣りやクルージングなど約400種類の海遊びを提案する。会員は都市部の40代男性が多いという。ヤンマーはフィッシングの新製品で巻き返し ヤンマーはプレジャーボートの中でも、釣りの用途に向くフィッシングボートを得意とする。国内のプレジャーボート市場を見ると、全長20フィート(約6メートル)以下の小型は縮小傾向。それに対し、11―13メートルクラスの中型艇と呼ばれるクラスは09年以降拡大している。同クラスを狙い、各社が相次ぎ新製品を投入してきたため、ヤンマーの同クラスのシェアは14年に前年の15%から7%へ落ち込み、苦しい状況だ。 そこで、ヤンマーも8月に全長38フィート(約11・6メートル)クラスのフィッシングボートの新製品「EX38」を投入する。舟艇は新製品効果が大きいためシェア拡大の期待は大きい。このクラスで求められるのは、ゆとりのある快適な居住空間と乗り心地。設計の工夫により、甲板の移動しやすさや探知機の設置スペース確保など釣り向きの機能と両立している。
《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

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