橋梁専用点検ロボット……建設技術研究所、東工大ら3者、伸展アームで桁下も調査 画像 橋梁専用点検ロボット……建設技術研究所、東工大ら3者、伸展アームで桁下も調査

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 建設技術研究所は、東京工業大学、ロボット開発を手掛けるHibot(東京都品川区、ミケレ・グアラニエリCEO)と共同で、橋梁専用の点検ロボットの開発に着手した。橋梁幅員の両端部からワイヤでつり下げた棒状の水平ロッドに取り付けたカメラ・打音センサー付き伸展式アームを自在に移動させて桁下などを点検する。橋桁の下にゴンドラをつり下げ、作業員を乗せて移動しながら点検する従来の方法と比べ安全性が向上する。3年後の実用化を目指す。従来のゴンドラをつり下げて人力で点検する方法は、点検装置の設置や取り外しにそれぞれ1時間程度を費やし、そのための交通規制も必要だった。3社が開発する点検ロボットは、取り付け時間が20分程度と従来の3分の1とする予定。
 設置に当たっては、橋梁幅員の両端に置かれた台車から、それぞれワイヤで水平ロッドをつり上げると、二つのロッドが自動でつながる。水平ロッド上に配備する橋梁点検ロボットは伸展式アームで、先端にカメラと打音センサーを搭載し、自在に動きながら橋梁の健全状態を調査する。二次部材、添架物(照明やケーブルなど)が入り組んだ桁間、支承周りといった狭い部分の損傷の点検を行うことができるほか、連続8時間以上の動作が可能で、1日に1径間60メートルを点検できるシステムを目指す。システム全体が橋の両端部に収まるため、車道の交通規制も不要になる。点検員の高所作業をなくし、安全性向上と現場作業の低減を実現するという。建設技術研究所は実用化後、高速道路などの橋梁部の診断・点検事業の受注に向けて発注機関に積極的に提案する。

建設技術研究所ら3者/橋梁専用点検ロボ開発着手/伸展アームで桁下も調査

《日刊建設工業新聞》

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