完全週休2日制モデル工事を中部地方整備局が試行……入札参加者が任意で選択 画像 完全週休2日制モデル工事を中部地方整備局が試行……入札参加者が任意で選択

マネジメント

 中部地方整備局は、建設現場の職場環境改善の一環として、毎週土日を休日とする完全週休2日制を採用したモデル工事を試行する。入札参加者の任意の選択制とし、選択した場合は施工体制で実現性を評価。施工中はスケジュールを受発注者間で共有・調整するとともに実施状況も確認する。完成後は、取得率を工事成績評定に反映させる。本局発注など規模の大きな工事で試行する考えで、工種や件数も含め選定を進めている。中部整備局は14年度に、週休2日・工程調整綿密対応工事を3件で試行した。原則、土日は休日とし、土日に取得できない場合は振り替え休日を取得する内容。週休2日(4週8休)の取得率は100%だったが、土日の連続休日取得率は66%にとどまった。
 本年度は取り組みをレベルアップし、毎週土日に休日取得する「完全週休2日制工事」を試行し、さらなる職場環境の改善に取り組む。モデル工事では、完全週休2日について選択申請することとし、実施する場合は完全週休2日の確保が確認できる「概略工程表」を入札参加申請時に提出。完全週休2日の実施が可能と判断されれば「施工体制確保の確実性」の部分で加点評価する。施工段階では、工事管理スケジュール表(仮称)を作成し受発注者間で工程を管理・調整し情報を共有。現場従事者の完全週休2日の取得状況を、日報などの書類で監督職員に報告する。完成後は、取得率の結果を工事成績評定に反映する。取得状況など試行結果は公表する予定で、若年層や女性技術者など担い手確保に向け「働きやすい職場環境づくり」の実現を目指す。

中部整備局/完全週休2日制モデル工事を試行/入札参加者が任意で選択

《日刊建設工業新聞》

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