丑の日だから牛肉も売り込め……スーパー、卸業者らがPR強化

マネジメント

「土用の丑(うし)の日」に牛肉を――。小売店などが、語呂合わせで牛肉の売り込みを強化している。夏の暑さを乗り切るスタミナ食材としてPRし、牛肉の新たな物日需要を狙う。新しさを求める消費者向けに、ウナギと牛肉の相乗効果を狙った商品の投入も目立つ。福島県JAあいづの農産物直売所「まんま~じゃ」(会津若松市)は丑の日の24日、県産和牛を目玉にしたセールを仕掛ける。県産和牛肉の価格を通常より約2割下げ、お得感を訴える。「暑さが増してきて、牛肉を売り込むにはちょうどよい時期になった」(同店)。当日の牛肉全体の売り上げは普段の約2倍を見込む。食品メーカーやスーパーは、ウナギと牛肉を組み合わせ、相乗効果で売り上げアップを狙う。総菜店やレストランを営む柿安本店(三重県桑名市)は、黒毛和牛と鹿児島県産のウナギを使った「国産うなぎ&黒毛和牛牛めし」(1501円)を百貨店などで5月から販売。目標の10万食を売り切る見込みだ。同社は「ウナギと一緒に、定番商品の牛めしを一緒に食べられるお得感が当たった」(広報室)と手応えをつかむ。コンビニエンスストアのサークルKサンクスは、牛肉をウナギと並ぶ“主役級”に推す。丑の日商材10品のうち5品に牛肉を取り入れた。刻んだウナギと韓国風の牛焼き肉を具材にした「国産うなぎ&牛カルビ焼肉巻セット」(739円、税別)などを売り込む。ダイエーは丑の日用の予約販売商品では今年初めて、牛肉を使った「うなぎまぶし飯&さつま姫牛牛飯」(4、5人用、2900円、税別)を投入した。食肉卸会社は牛肉の売り込みが広がる要因について「語呂の分かりやすさに加え『ウナギ以外のぜいたく品も食べたい』というニーズを捉えているのでは」と分析する。

丑の日 牛肉も売り込め スタミナ食材小売店PR ウナギと相乗効果狙う

《日本農業新聞「e農net」》

編集部おすすめの記事

特集

マネジメント アクセスランキング

  1. ゼネコン上場大手4社、15年4~9月期決算で全社増収営業増益

    ゼネコン上場大手4社、15年4~9月期決算で全社増収営業増益

  2. 愛媛県がUIJターン支援、県外からの人材雇用に最長3か月間給料など助成

    愛媛県がUIJターン支援、県外からの人材雇用に最長3か月間給料など助成

  3. 【本音で訊く! マイナンバーの深層&真相&新相(4)】番号制度の誤解と本質的な狙い

    【本音で訊く! マイナンバーの深層&真相&新相(4)】番号制度の誤解と本質的な狙い

  4. グリーン経営認証が運輸事業に効果的!認証前後でトラックの燃費向上も、トラック1事業所が新登録

  5. 日銀短観で人手不足が深刻、中小企業は新卒採用難で下方修正も

  6. 物流デベロッパー・トップの視点(8):三井不動産、多様なリレーションが奏功

  7. 【倒産情報】プラント機器・機械装置設計・製造の長崎製作所自己破産へ

  8. パシコングループ、本社に「コンサルティングエンジニアの資料館」開設

  9. 中国語担当者がいない日本企業も「中国輸出ビジネス」が可能に

  10. なぜ? 経営再建の東芝がメガネ型端末を初出荷1週前に発売中止

アクセスランキングをもっと見る

page top