宮城県岩沼市、玉浦西地区が復興まち開きイベント……「自宅再建で自分のものが飾れてうれしい」 画像 宮城県岩沼市、玉浦西地区が復興まち開きイベント……「自宅再建で自分のものが飾れてうれしい」

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 東日本大震災で被災し内陸部への防災集団移転事業を進めていた宮城県岩沼市の玉浦西地区で19日、まち開きイベントが開かれた。主催は玉浦西まちづくり住民協議会や岩沼市らによる実行委員会。竹下亘復興相ら来賓や同地区の住民が多数参加し、新たな街の門出を祝った。同市市民会館で行われた「感謝の想いを伝える会」と題したイベントでは、震災発生以降、街づくりを進めてきた経緯や今後の抱負などを住民らが語った。同市の菊地啓夫市長は「ここまで来ることができたのは国内外の多くのご支援のたまものであり、感謝したい」と述べるとともに、「復興させたいという住民の強い思いを行政がしっかりと受け止めて下支えしてきた。街開きはゴールではない。今後の飛躍を誓いたい」と語った。竹下復興相は「復興のトップランナーとして被災地全体を引っ張っていただきたい。これからふるさとに魂を入れる仕事がスタートする。次の世代に引き継いでいってほしい」と祝辞を述べた。
 住民を代表して感謝の言葉を述べた玉浦中学校3年の櫻井未夢さんは、玉浦西地区での自宅の再建について「一日千秋の思いで待っていた。希望の光だった。自分のものを好きなところに飾れるだけで本当にうれしい」と喜びを語った。続いて、住民や有識者らによるパネルディスカッションが行われた。玉浦西まちづくり検討委員会の菊地耕一委員は、地域で話し合って行政に集団移転を提案した経緯などを振り返るとともに、「集団移転をして良かったとの思いでいる。協力しながら良い集落を造り上げたい」と語った。斎藤洋子委員は「何とか自宅を再建できた。鍵が引き渡された時の家族の笑顔が忘れられない。この笑顔は皆さんにもらったプレゼントだと思う」と話した。同市では、大津波により甚大な被害を受けた▽相野釜▽藤曽根▽二野倉▽長谷釜▽蒲崎▽新浜-の6集落が一体となって玉浦西地区への移転を決めた。3年12月に第1期の宅地引き渡しが実現し、14年4月から居住が開始された。今月7日には食品スーパーもオープンした。

宮城県岩沼市/玉浦西地区が復興まち開き/住民協議会らがイベント・討論会開く

《日刊建設工業新聞》

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