学生・若手建築家に挑戦の場を!広島県が設計コンペ2件公示 画像 学生・若手建築家に挑戦の場を!広島県が設計コンペ2件公示

インバウンド・地域活性

 広島県は21日、「ひろしま建築学生チャレンジコンペ2015」と「ひろしま建築設計コンペU-402015」を公示した。学生や経験の少ない若手建築家に挑戦の場を提供するのが目的で、将来を担う人材育成活動の一環として実施する。対象施設はトイレの更新、新築で「小さな建築の可能性」がコンセプト。いずれも8月28日まで応募登録、同31日~9月28日に作品を受け付け、10月上旬に1次審査結果を公表する。11月8日には公開で最終審査を行う。2件の審査委員は、小嶋一浩氏(委員長、シーラカンスアンドアソシエイツ)、土井一秀氏(土井一秀建築設計事務所)、吉田豊氏(吉田豊建築設計事務所)と広島県の西尾保之空港港湾部長、宮地正人建築技術部長が務める。
 今回で3回目となる学生チャレンジコンペの対象は、御幸松広場トイレ(広島市南区宇品海岸2の1307の20)の更新。委員長は「どんなトイレであればまちの可能性にも働き掛けられるのか、クリエイティブかつ実現可能な建築を期待している」としている。設計条件として、敷地面積は178平方メートル、新設トイレは平屋30平方メートル程度、予定工事費2400万円以下。ライフサイクルコスト、ユニバーサルデザイン、効率的な維持管理などへの配慮を求めている。参加資格は広島県内に所在する大学、大学院、短期大学、高等専門学校(専攻科)、専修学校(専門課程)、各種学校の建築関連学科に在籍する学生で、グループも可能。最優秀作品に基づき実施設計(県が別途発注)を行うが、提案者は担当教授等の指導のもと、実施設計と工事監理の監修に携わることができる。
 建築設計コンペU-40は、40歳以下の若手建築家を対象に初めて実施。業務名は「旧広島みなと公園トイレ新築その他工事に伴う実施設計業務」。(広島市南区宇品海岸1丁目)。履行期限は16年3月30日。参加資格は測量・建設コンサルタント業務(建築関係建設コンサルタント業務)の「建築一般」または「意匠」に認定されている県内事務所で、配置する技術者は満40歳以下などが条件。業務内容は新築するトイレと、新築に伴う敷地の地盤調査、旧トイレの解体に伴う実施設計。設計条件では、新築するトイレの規模は平屋30平方メートル、予定工事費は2030万円、電気設備190万円、機械設備280万円程度。建設工期は7カ月としている。提案に当たっては、ライフサイクルコストやユニバーサルデザインへの配慮、清潔に保ちやすく、清掃・補修が容易なことなどを求めている。

広島県/学生・若手建築家対象の設計コンペ2件公示/8月28日まで応募受付

《日刊建設工業新聞》

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