近畿中小連携プロ、協業の車部品を積極展開/1次部品・完成車メーカーの受注増狙う 画像 近畿中小連携プロ、協業の車部品を積極展開/1次部品・完成車メーカーの受注増狙う

インバウンド・地域活性

近畿中小企業連携プロジェクト(KSP、京都市下京区、荒木邦彦代表、075・315・3625)は、鍛造やプレス加工に強みを持つ中小企業の技術を融合し製造した自動車部品を、大手自動車部品メーカーへ積極的に売り込む。

会員企業も樹脂製造といった既存の金属加工業以外も取り込みながら、協業によって開発する製品の幅を広げたい考えだ。

 KSPは2014年10月、金属加工を扱う近畿地区の中小企業を中心に9社で発足。現在は11社が参画し、平安製作所(滋賀県高島市)の荒木邦彦会長が代表を務める。事務局は京都高度技術研究所(ASTEM)内に置き、中小企業基盤整備機構近畿支部などが支援している。

 これまでは自動車部品大手のニーズにどう対応するかという位置づけだったが、今後は「KSPからモノづくりの効率化につながる積極的な提案を働きかけていく」(荒木代表)方針だ。

 KSP会員企業も樹脂製造など新規を取り込み、今年中に15社まで増やす。最終的には16年中に20社程度にする。横断的な協業で自動車部品の完成度を高めて、1次部品メーカー(ティア1)や完成車メーカーからの受注増を狙う。

 エンジン部品などで参画する各企業が得意とする分野のノウハウを2社以上で集約し、低コスト化部品を供給する。“呉越同舟”で協業する中小同士だが、競合しない領域での技術を持ち寄る。

 KSPは中小機構のサポートを受け、14年11月に国内大手自動車部品メーカーで、15年5月にはインドネシア・ジャカルタの現地部品メーカーでそれぞれ出張展示会を開いた。
日刊工業新聞

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