新国立競技場の計画見直しでJIAが提言……現設計チームで新たなデザイン 画像 新国立競技場の計画見直しでJIAが提言……現設計チームで新たなデザイン

マネジメント

 日本建築家協会(JIA、芦原太郎会長)は、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の計画見直しに関する提言を17日発表した。国際コンペで選ばれたザハ・ハディド氏のデザイン案を白紙に戻し、現設計チーム(日建設計・日本設計・梓設計・アラップジャパンJV)を中心に再設計を行うよう提案。建設費の減額と工期短縮を条件に施工者の競争入札をあらためて実施することを強く求めた。
 提言では、コンペ当選案とそれを基にした設計は、コンペの時点で想定した建設費(1300億円)を超過したため採用できないとして白紙に戻し、プロポーザルで選ばれた現設計チームに設計させることが見直しを早期に実現する最善策だと主張。設計条件を見直せば、基本設計時点の建設費(1625億円)で「立派なナショナルスタジアムを造ることができ、2019年ラグビーワールドカップに間に合わせることも可能」と指摘した。再設計では、現設計チーム内にECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式によって施工会社が含まれているため、そのノウハウを発揮させることが順当だと主張。一方、工事発注では工事予定者の立場を外してあらためて複数の施工会社で競争入札を行うべきだとした。入札時に減額案と工期短縮の提案を求めれば施工会社の英知を結集することにもなるとしている。

新国立競技場/JIAが計画見直しで提言/現チームで再設計を

《日刊建設工業新聞》

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