東京都町田市と東急電鉄がグランベリーモールの拡張検討 画像 東京都町田市と東急電鉄がグランベリーモールの拡張検討

インバウンド・地域活性

 東京都町田市と東京急行電鉄が、町田市の東急田園都市線南町田駅南側にある商業施設「グランベリーモール」(鶴間3の4の1)の更新に向け、施設規模の拡大を検討していることが分かった。延べ床面積を現状の3万平方メートルから6万平方メートルに拡張。店舗数を100店から250店に増やす。近隣市で大型商業施設の開発が相次いでいることから、施設の大型化で競争力を高め、地域の活性化につなげる考えだ。今後の具体的なスケジュールは未定。町田市と東京急行電鉄は14年10月に「南町田駅周辺におけるまちづくりの推進に関する協定書」を締結。南町田駅周辺で進む人口流出に歯止めを掛けるとともに駅前の活性化を図るため、共同でまちづくりを進めることで合意した。
 近隣市では「(仮称)ららぽーと海老名」(延べ床面積5・4万平方メートル)や「カレスト座間再開発」(同5万平方メートル)など大型商業施設が開業を控えている。市は、これらの施設が開業すれば、駅前のにぎわいが失われる可能性があると判断。グランベリーモールが立つ土地の高度利用を図り、駅前の活性化につなげたい考えだ。町田市は、東京急行電鉄と共同でまちづくりを検討する中で、6月に「南町田駅周辺地区拠点整備基本方針」を策定。駅の南北を対象地(約20ヘクタール)に設定した。グランベリーモールの拡張後の施設規模を盛り込んだほか、駅周辺を▽商業ゾーン▽商業・住みかえ住宅複合ゾーン▽北口駅前広場▽複合利用ゾーン▽公園と商業の融合ゾーン▽樹林ゾーン▽スポーツゾーン―の7地区に分け、マンション開発の誘導や駅を横断する自由通路の整備を進めることなどを打ち出している。
 グランベリーモールが立つ商業ゾーンでは施設規模の倍増で、年間の来場者数を700万人(12年度時点)から1400万人に増やすことを目指す。商業・住みかえ住宅複合ゾーンでは、集合住宅の誘致を進める。駅を横断する高架型自由通路の整備も検討する。現在整備中の北口駅前広場(敷地面積約5000平方メートル)がある地区では、駐輪場(約640台収容)も設ける。公園と商業の融合ゾーンでは、商業ゾーンと接続する広場を整備。オープンスペースとして活用するため、植樹などによる緑化も進める。複合利用ゾーンでは、国道246号東側の地区から駅方面を結ぶ地区であるため、より広い幅員の歩道を確保する。樹林ゾーンは、公園と商業の融合ゾーンと同様に広場を設ける。スポーツゾーンでは、既存の鶴間第2スポーツ広場を更新することで機能強化を図る。

東京都町田市ら/グランベリーモールの拡張検討/延べ床倍増、6万平米規模に

《日刊建設工業新聞》

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