油圧式杭圧入機が「車両系建機」に規定!技能講習受講を義務付け

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 厚生労働省は16日、鋼矢板の打設などに使う「硬質地盤油圧式杭圧入機」を労働安全衛生規則(安衛則)に基づく「車両系建設機械」に位置付けるとの見解を示した通達を都道府県労働局や関係団体に出した。車両系建設機械に新たに位置付けられたことで、運転者には技能講習の受講が義務付けられた。受講せずに運転した場合、法令違反を問われることになる。
 安衛則上の車両系建設機械には、ブルドーザー、パワーショベル、ロードローラーなどがある。厚労省によると、硬質地盤油圧式杭圧入機を製造・販売しているのは2社。メーカー側は既に、ユーザーに対して技能講習の受講を呼び掛けているという。車両系建設機械に位置付けられたことで、硬質地盤油圧式杭圧入機を保有する事業者には、年1回の特定自主検査も義務付けられた。自主検査は車検に相当し、自社にいる資格を持った検査者に実施させるか、登録検査業者に外注することが必要になる。厚労省は、検査項目を規定する「車両系建設機械の定期自主検査指針」も改正し、硬質地盤油圧式杭圧入機の検査内容を追加する予定だ。指針の公示案については近くパブリックコメント(意見募集)を行う。

厚労省/油圧式杭圧入機を「車両系建機」に規定/技能講習と検査義務化

《日刊建設工業新聞》

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