横浜山下ふ頭地区開発の答申……コンベンション・エンタメ機能集積で五輪での共用をめざす 画像 横浜山下ふ頭地区開発の答申……コンベンション・エンタメ機能集積で五輪での共用をめざす

インバウンド・地域活性

 横浜市の山下ふ頭地区の開発について議論してきた市の「横浜市山下ふ頭開発基本計画検討委員会」(委員長・森地茂政策研究大学院大教授)は15日、市役所で鈴木伸哉副市長に答申を手渡した。山下ふ頭(中区、約47ヘクタール)に大規模集客施設やコンベンション機能、スポーツ・エンターテインメント機能などの集積を図ることを提案。うち山下公園側の約13ヘクタールについては、東京五輪が開かれる2020年の一部供用を目指して先行的な事業推進を目指すとした。答申を踏まえて市は近く基本計画を策定する。事業手法は公民連携を基本に検討。全体完成は25年ごろを想定している。
 対象地区は繁華街の元町や中華街、山下公園と隣接する一帯。現在は主に本牧ふ頭や大黒ふ頭などで扱うコンテナの開梱(かいこん)・梱包(こんぽう)を行うバックヤードとしての役割を担っている。ふ頭用地内には現在、49棟の倉庫などがあり、市はこれらを横浜ベイブリッジより外側の外港(南本牧ふ頭、本牧ふ頭、大黒ふ頭)に移転・集約する考えだ。
 答申によると、山下ふ頭内の土地利用転換を段階的に進め、一帯を文化・スポーツなどの大規模集客施設を備えた国際観光拠点に再整備。世界が注目するエンターテインメント機能の集積やイベントを開催する「ハーバーリゾート」の形成を目指すとしている。森地委員長は答申について「横浜の臨海地区は世界的にも魅力のある場所。それが更に魅力を増すように多様な声を盛り込んだ」と説明。鈴木副市長は「今の横浜に欠けている要素を取り込んでいただいた。これからは行政が計画としてしっかりまとめていきたい」と応じた。

横浜市/山下ふ頭地区開発/検討委が答申、大規模集客施設やエンタメ機能集積

《日刊建設工業新聞》

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