【解決!社長の悩み相談センター】第10回:税理士に税金以外のことを相談してもいいですか? 画像 【解決!社長の悩み相談センター】第10回:税理士に税金以外のことを相談してもいいですか?

制度・ビジネスチャンス

今回の回答者:高橋昌也 税理士・AFP(フィナンシャルプランナー)

質問:
 この夏に自分で商売を始めるつもりです。すでに起業している友人から「税理士に仕事を依頼したほうが良い」と言われました。税理士さんに仕事を依頼すると、どんなことをやってもらえるのですか?

回答:
 税理士にお願いできるのは次のようなお仕事です。

■税金
 税理士というくらいですから当然税金の計算をしてくれます。申告書の作成や提出、また適切な節税策の提案や税務調査時の対応を担当します。

 ご本人の税金だけでなく雇っている社員さんのお給料に対する税金の処理なども支援してくれます。

■会計帳簿
 税金の申告をするためには、その基となる会計帳簿が必要です。多くの税理士が会計処理の方法について支援をしてくれます。記帳代行(きちょうだいこう)といって、多くの税理士が会計帳簿の作成代行を仕事にしています。

 領収書を一月分袋詰めにして渡すような形から、ある程度まではご自分で会計帳簿を作成してそのチェックをお願いするなど、代行のレベルも様々です。

■経営相談全般
 「新しく人を雇いたいがどう思う?」「機械の導入が必要だが、自分のお金を使うべきか、借金を活用すべきか悩んでいる」「そろそろ事務所の移転が必要だが、どれくらいまでお金が使えそうか?」

 事業を続けていると、こんな悩みが次から次へと出てきます。しかし経営者は孤独です。一緒に仕事をしている仲間、取引先、時には家族にすら相談をすることはできません。

 そんな中で本当に貴重な相談相手が税理士です。税理士はあなたの会社や事業所がどんな状態なのか、どれくらいお金が回っているのかをあなたと一緒に把握しています。懐事情を共有した状態で腹を割って話すことができるのです。

 経営に絶対の正解はありませんが、税理士と色々な話をしていく中で納得し、自信を持って行動していくことで結果を出している経営者さんは沢山いらっしゃいます。

■他の専門家を紹介
 事業を続けていると、色々な事態にぶつかります。そういうときには、まず税理士に相談をすると適切な専門家を紹介してくれます。

・新しく法人を作りたい:司法書士さんや行政書士さんの担当です。新しく法人を作る時には税務上も気にしなければならないことが沢山あるため、最初から税理士に相談をした方が間違いありません。
・社会保険に加入したい:社会保険労務士さんの担当です。最近では社会保険の重要性がとても高まっていますので、ご紹介する件数もとても増えています。
・法律上のトラブルに巻き込まれてしまった:弁護士さんの担当です。残念ながら法律上のトラブルに巻き込まれる中小零細事業者も増え続けています。

■私生活の相談も
 中小零細事業の継続において、私生活はとても重要です。結婚や離婚、子供の誕生や成人、住宅の購入等々、生活面での出来事が事業にも大きな影響を及ぼします。
《高橋昌也》

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