八光建設工業、ベトナム人大学生4人をインターシップ受け入れ 画像 八光建設工業、ベトナム人大学生4人をインターシップ受け入れ

人材

 ケーソン製作など港湾土木工事の八光建設工業(広島市東区、岡本正勝社長)が、ベトナム・ホーチミン工科大学の学生4人をインターンシップ(就業体験)で受け入れている。同社ではベトナムの優秀な人材を毎年採用し、国内の現場に配属しており、岡本社長は「まじめで勤勉なベトナム人を今後も積極的に採用していきたい」と話している。同社は、ベトナム進出を支援するCBSグループ(兵庫県姫路市、井上学社長)が立ち上げた「ベトナム進出プロジェクト」のメンバー。ホーチミン工科大とCBSグループが日系企業らを対象に13年秋から毎年開催している就職展示会にも出展し、CBSグループの支援で日本語教育を受けた学生を毎年採用してきた。
 インターンシップに参加しているのは、同大で土木技術を学ぶ男子学生4人で、フォン教授も同行。6月22日に関西国際空港に到着し、神戸で安全教育を受けた後、宮城県の港湾土木工事の現場に移動。ケーソン製作現場などを見学し、横浜に立ち寄った後、7月1日に神戸に戻り、水中施工を可能にする水中不分離コンクリートや無収縮グラウトの施工を体験するなど日本の最新技術を学んだ。学生は日本での体験リポートをまとめた後、17日に帰国する予定だ。
 フォン教授は「ベトナムで港湾工事はまだまだ少なく、実際の現場はなかなか体験できない。世界最高の日本の技術やビジネスを学べるよい機会になった」と述べた。学生たちは「現場では安全を大事に作業に当たっている」「最先端の技術に感動した」「決められたルールに基づいて作業している」など現場を見た感想を話した。将来については「ベトナムと日本の経済をつなぐ仕事がしたい」「いろんな技術を勉強し、ベトナムの発展に貢献したい」などの声が相次いだ。岡本社長は「将来はベトナムのために頑張りたいという人材を採用している。玉掛けや小型移動式クレーンなど資格取得にも積極的に挑戦している」と述べ、国内で人材不足が深刻化する中、ベトナム人の活躍に期待を寄せている。昨年入社したチャウさんは「いろんな技術を身に付け、将来に役立てたい」と話している。

八光建設工業(広島市東区)/ベトナム人大学生4人の就業体験受け入れ

《日刊建設工業新聞》

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