日産横浜工場のエンジン生産ライン見学

インバウンド・地域活性

日産自動車横浜工場でエンジンの製造過程に潜入!最後には完成したエンジンを間近で見れる
  • 日産自動車横浜工場でエンジンの製造過程に潜入!最後には完成したエンジンを間近で見れる
  • 高性能の工業用ロボット・機械が活躍
  • 案内をしてくれたゲストホール 葛西さん。小学生にはクイズを織り交ぜた説明も行うそう
  • 工場見学概要の説明場所
  • 小学生向けパンフレット。トミカは小学生・一般に関わらず参加者全員にプレゼントされる
  • MR型エンジン
  • 車とエンジンの仕組みを学べる展示
  • エンジンを形作るさまざまな部品
 日産自動車の横浜工場(横浜市神奈川)では、エンジン生産ラインの工場見学を受け付けている。工場見学のほか、「日産エンジンミュージアム」を含み見学費はすべて無料。所要時間は約2時間で、事前申込み制。参加者には、工場見学記念「トミカ」もプレゼントされる。

◆横浜工場は自動車の「心臓」、エンジンの製造を担う

 日産自動車は、「いわき工場」「栃木工場」「横浜工場」「追浜工場」「日産車体湘南工場」「日産車体九州」「日産自動車九州」の7つの工場で見学を受け付けている。横浜工場は、自動車生産過程の「プレス(圧造)」「車体組立て(溶接)」「塗装」「エンジン製造」「組立て(全体)」 「検査」「輸送(出荷)」のうち、自動車の最重要部品であるエンジンやモーター、サスペンション部品の組立てや加工を行う「エンジン製造」を担う。

 横浜工場では、「MR型エンジン」の生産ラインを見学でき、最新の「モノづくり」の現場に迫ることができる。MR型エンジンは、現在販売されている「ジューク」や「セレナ」に搭載される直列4気筒エンジンだ。

◆働く工業用ロボットや機械、製造のプロを間近で見学

 見学当日は、日産自動車や製造の流れに関する動画を視聴し、工場見学の概要説明を受ける。その後、日産エンジンミュージアム内でMR型エンジンに関する事前学習を受ける。事前学習では、MR型エンジンの実物や展示、お絵かきロボットなどで製造の仕組みや工業用ロボット・機械について学ぶ機会が設けられる。

 エンジンは、粗材加工や機械加工を経て組立てラインで製造され、エンジン・テスト後に車両組立て工場へ輸送される。横浜工場内では、シリンダ・ブロック、シリンダ・ヘッド、ベア・エンジン、メイン・エンジンの製造過程を見学できる。製造ラインに架けられた中階段を登り、上部から工場を見渡すようすは圧巻の一言。ミュージアム内で受けた事前学習の効果も相まって、見学中に受けるアナウンスはお子さんや自動車の知識のない方でも理解しやすく、安心だ。

 見学終盤では製造ラインの間近を歩き、エンジンボルトが人の手で迅速かつ丁寧に締められるようすを近距離から見学する。2015年の新入社員の方たちもすでに現場で活躍しており、真剣な面持ちでエンジン製造にあたっていた。

 横浜工場で製造されるMR型エンジンは1日約1,200~1,500個。絶え間なく稼動する生産ラインは迫力満点で、見学者からは「楽しかった」「エンジンを見たのは初めてなのでドキドキした」と好評のようだ。

◆体験コーナーで日本のモノづくり技術に触れる

 工場見学後は、「体験コーナー」へ移動。体験コーナーでは、エンジン組立てラインに採用されているモノづくりの工夫のうち、同社内改善班が作成したいくつかの装置を展示、実演している。見学者は実際に装置を動かすことができ、工場の作業効率化や従業員の労働環境改善に施されているさまざまな工夫を体感できる。

◆日産エンジンミュージアム内でさらに深い知識を

 体験コーナーの見学で工場見学は終了となるが、日産エンジンミュージアム内の見学は自由。ミュージアム内1階では、歴代のエンジンや「ダットサン 15型 ロードスター」「ダットサン フェアレディ2000」などファンなら垂涎ものの名車が展示されている。また、2階では日産自動車の歴史や横浜工場の歴史、日産環境技術に関してのパネル展示やミニチュア、実物による詳細説明を見ることができる。

 なお、ゲストホールを有する「日産エンジンミュージアム」は、2002年11月に横浜市より歴史的建造物の認定を受けた横浜市内唯一の戦前期の工場事務所ビル。階段の高さやすりガラス、ガラス格子や床板などに当時の面影を残し、館内を歩くだけで歴史探訪ができる造りとなっている。

 見学は無料で、事前の申込みが必要。小学校社会科見学としての団体予約も受け付けており、申込みは横浜工場Webサイトの申込みフォームから行う。見学実施日は月曜日から金曜日の平日で、午前10時から正午までと、午後2時から午後4時までの全2回。見学受付可能人数や注意事項はWebサイトで確認できる。

◆日産横浜工場 工場見学
場所:日産横浜工場(神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地)
ゲストホール内で受付け
開催日時:月曜日~金曜日 第1回 10:00~12:00/第2回 14:00~16:00
定員:各回小学校社会科見学 90名まで/一般 8~60名まで
参加費:無料

【工場見学2015】車の「心臓」はどう作られているの? 日産横浜工場

《佐藤亜希》

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