気になるこの会社/君塚鉄筋(千葉市若葉区)/出前講座で若者に楽しさ伝える 画像 気になるこの会社/君塚鉄筋(千葉市若葉区)/出前講座で若者に楽しさ伝える

インバウンド・地域活性

野球部創設や家族参加の社員旅行も

 大手ゼネコンなどの下請として首都圏で鉄筋加工組み立てを手掛ける君塚鉄筋(千葉市若葉区、君塚孝社長)は、大小合わせて年間数十件の現場をこなす。千葉県内の高校などに求人票を出し、年間4人ほどの人材を採用するという同社社員の平均年齢は30代前半と若い。キャリアパスの一環で、入社年数に応じて提示された課題をクリアしようと、先輩や仲間と技能の向上に努める社員のモチベーションは高く、そのことが若者の定着率の向上にも役立っているようだ。

 同社の主要取引先は、大成建設や清水建設、ナカノフドー建設、関東建設工業など。現場では、30代前半の若手がリーダーとなってチームが協力して施工に当たる。

 人材を採用する上で同社が重視するのは「鉄筋工事に興味を持ってくれるかどうか」と君塚太副社長。働くことに目的意識を持っている若者を採用したいとして、「現場、工場、会社の資料を見てもらいながら、資格への関心など、話をする中で意欲を確かめていく」という。

 若者の興味を引き出すために、県内の工業高校での出前講座にも積極的に取り組む。県立東総工業高校出身の古川佳菜さんも、出前講座をきっかけに鉄筋工事の仕事に興味を持ち、同社に入社を決めた一人だ。

 千葉市若葉区内の本社敷地内にある鉄筋加工場の切り盛りを任されている古川さんは、率先して出前講座に出向き、鉄筋組み立ての技を披露することでその楽しさを伝えている。
《日刊建設工業新聞》

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