【解決! 社長の悩み相談センター】第9回:株式会社と合同会社の違いって何? 画像 【解決! 社長の悩み相談センター】第9回:株式会社と合同会社の違いって何?

マネジメント

今回の回答者:植田秀史 税理士・中小企業経営革新等支援機関・MBA

質問:
 会社の設立を考えていますが、会社には株式会社の他に合同会社、合名会社や取締役会設置会社などの種類があると聞きました。
 これらはどのように違うのでしょうか。そのメリット・デメリットを教えてください。

回答:
 会社の種類は会社法に次の4種類が定められています。

 株式会社
 合同会社
 合名会社
 合資会社

 通常、候補に挙げられるのは株式会社と合同会社で、その中から株式会社を選択して設立することがほとんどです。

 この2つの会社は有限責任会社といいます。有限責任とは、株主は出資したお金の範囲まで責任を取れば良い、という意味です。つまり、資本金として100万円を出資した株主は、事業が失敗した場合に、出資した100万円以上の責任は求められない、という意味です。例えば会社の負債については、取締役や株主が個人の財産から返済する必要はありません。

 これに対して、合名会社、合資会社は、社員(株主のことをこういいます)の責任は無限責任とされています。この場合、会社の負債は、場合によっては社員がすべて責任を負ってこれを返さなくてはいけないことになります。

 合名会社・合資会社は成立の歴史が古く、また、資本金の制度がないことや決算公告の義務がないというメリットもあります。しかし、現在のように資本金が1円でも株式会社を設立できるようになったことや、いわゆる所有(株主)と経営(経営者)の分離が一般的になってきたことから、あえて合名会社・合資会社を選択することは少なくなり、有限責任である株式会社と合同会社のどちらかを選ぶことが通常になっています。

 次に、株式会社と合同会社の違いについて説明します。

《植田秀史》

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