【倒産情報】野菜を工場栽培するベンチャーのみらいが民事再生法申請、譲渡により事業再建を目指す 画像 【倒産情報】野菜を工場栽培するベンチャーのみらいが民事再生法申請、譲渡により事業再建を目指す

マネジメント

 帝国データバンクによると、ベンチャー企業のみらいが29日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

 同社は、「植物工場ならびに従来型水耕栽培装置の研究・開発」「水耕栽培作物の製造および販売」「農産物の卸売」の3事業をおもに展開。千葉大学大学院での研究成果をもとに2004年9月に設立されたベンチャー企業で、マスコミで取り上げられるなど注目を集めていた。

 人工光型の野菜栽培技術を導入した植物工場により、気候条件や天候などに左右されることなく、無農薬で栄養価が高い野菜を栽培できる点を強みとしていた。また、工場を大学内に設置し、各種のデータを公開して信頼を獲得。14年には2つの工場を増設し、15年3月期に年間売上高で約10億円にのぼる業績を上げていた。

 しかし、その後は野菜の生産が安定せず、売上が当初予想を下回ったことで営業赤字を計上。加えて、設備投資資金などの返済が困難になり、今回の申請にいたった。今後はスポンサーを募集し、9月末を目処にした計画外事業譲渡を予定。債権者説明会は7月1日の開催を予定している。
《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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