都内に観光情報発信センター開設、ヒアリングで観光客の動向調査も――日光市 画像 都内に観光情報発信センター開設、ヒアリングで観光客の動向調査も――日光市

インバウンド・地域活性

 日光市は24日、都内のプレスセンタービルに日光市観光情報発信センターを開所した。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、情報発信・マーケティングを行っていく。

 市長の斎藤文夫氏は、「昨年、観光の入りは1074万5000人で震災から徐々に回復してきている。あと63万人で震災前の水準に戻る。200万人を目指して施策を展開しているが、(観光人口)も前年比50%増で伸びている」と状況を説明。「日光には観光資源はたくさんあるが、それを生かしきれていないんじゃないかという声があった。これを機会に最大現に生かし、おもてなしでお迎えしていきたい」と抱負を語った。

 観光部長の長南哲夫氏によると「国内からの観光客は首都圏が7割を占める」とのこと。センターでは、常駐者を1名置き、観光客の動向調査や、訪日外国人の聞き取り、メディアへのヒアリングなどを行っていくという。

 日光は観光地としては有名だが、首都圏に近いということで特有の問題もかかえているようだ。交通の便が良いため、宿泊せずに日帰り旅行となってしまうケースも少なくない。外国人も東京に宿泊する人が多く、日光はオプショナルツアーの扱いになるケースがある。東武鉄道が便利だが、外国人はJRのフリーパスを使うことも多いという。観光需要では食の効果も見逃せないが、これについては「海があるわけでもないので(自慢できるものは)少ないが、日光ブランドのひとつとして大々的に宣伝しているのが天然氷だ」として、こちらも力を入れていく意思を見せた。

 なお、先日、国土交通省は訪日外国人向けに広域観光ルートに7地域を認定した。しかし、そこには関東および日光は入っていなかった。これについて、出席していた衆議院議員福田昭夫氏らから「残念だった」との声も聞かれたが、関東運輸局企画観光部長の澤井俊氏が「追加の募集があるかわからないが、次回はきちっと出していきたい」と話し、「江戸という横ぐしのアピールで提案していく」ことも可能ではないかとの案も示した。

「最大限のおもてなしで迎える」!日光、観光客呼び込みに情報発信センター設立

《RBB TODAY》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 入場者数9年連続増、官民一体で城下町再生…愛知・犬山城

    入場者数9年連続増、官民一体で城下町再生…愛知・犬山城

  2. 近大医学部、付属病院、堺市への移転計画/健康・医療分野の民間投資を促進

    近大医学部、付属病院、堺市への移転計画/健康・医療分野の民間投資を促進

  3. 戸田建設がイチゴ栽培に進出。農業の6次化や住民参加も

    戸田建設がイチゴ栽培に進出。農業の6次化や住民参加も

  4. 那覇空港中長期構想、滑走路間にターミナルビル移設/旅客需要増加に対応

  5. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  6. 狙え、インバウンド需要! ホテル業界の事業戦略を追う

  7. 小田原市のお城通り地区交流施設、宿場町のにぎわいを演出

  8. 日本ハムファイターズ新球場のイメージ公表/スタジアム核に複合施設整備

  9. あきる野市の武蔵引田駅北口土地区整、利便性の高い駅前空間の創出へ

  10. 日本武道館、増築・改修へ実施設計着手/20年東京五輪で柔道、空手の試合

アクセスランキングをもっと見る

page top