オープンなIoTプラットフォームで異業種をつなぐ――ぷらっとホーム 画像 オープンなIoTプラットフォームで異業種をつなぐ――ぷらっとホーム

IT業務効率

 ぷらっとホームは「Interop Tokyo 2015」にて、8日に発表されたIoT(Internet of Things、モノのインターネット)プラットフォームのソフトウェア製品群「Plat’Data Processing」を出展した。

 「Plat’Data Processing」は、センサーなどさまざまなIoTデバイスとIoTアプリケーションの間を取り持つソフトウェアだ。センサーから出されたIoTデータの送受信を行うソフトウェア「PD Emitter」と、その「PD Emitter」から受け取った大量なデータをセキュリティ面に配慮し安定的に処理する「PD Exchange」、そしてそれらに付随するIoTアプリケーションから構成されている。

 「PD Emitter」はオープンソース・ソフトウェアで、すでにダウンロードが可能だ。Amazon Kinesis/Redshiftなどクラウドサービスにも対応している。一方の「PD Exchange」は、例えばセンサーから温度と湿度のデータが同時に送られた際に、それぞれのデータを別のアプリケーションに配信することなどもできるという。開発目的(非商用)であれば、期間は問わず利用は無料で、正規に利用する段階でライセンス料が発生する(100万円/プロセッサ※物理CPU単位)。

 これまで同社はIoTの分野では、ハードウェアのみの展開だったが、この製品のリリースによって、IoTサービスの川上から川下までカバーが可能になった。

 今回取材に応じてくれた同社の代表取締役社長を務める鈴木友康氏は同製品について、「構想は2005年頃から。完全に弊社独自のシステムで、他社はやっていない。IoTだからこそ、とにかくオープンにしたかった。これが広がれば、IoTを通じて異業種の企業どうしがさまざまなことができるようになる」と期待を寄せる。

 また、「PD Emitter」のオープンソース化や「PD Exchange」の開発用途における無料化についても、「納得行くまで使って、それから使ってもらえればいいと考えている。IoTが定着しなければ、世の中が良くならない。だから、囲い込みも絶対にやらない」と断言。すでに、製造業界やヘルスケア業界などと話を進めており、「今年度中には、100社に導入してもらいたい」(鈴木氏)としている。

【Interop 2015 Vol.31】「IoTが定着しなければ、世の中は良くならない」……ぷらっとホーム・鈴木社長

《RBB TODAY》

編集部おすすめの記事

特集

IT業務効率 アクセスランキング

  1. 外食産業の生産性向上~テクノロジーを付加価値へとつなげるために

    外食産業の生産性向上~テクノロジーを付加価値へとつなげるために

  2. 三代目社長のHANJO記:第1話――町工場再生と航空宇宙への道

    三代目社長のHANJO記:第1話――町工場再生と航空宇宙への道

  3. 米国でくら寿司が快進撃を続ける理由

    米国でくら寿司が快進撃を続ける理由

  4. ドローンの活用範囲が拡大/資材運搬や高圧線架設にも応用/最大の需要はインフラの点検

  5. ドローンの飛行禁止区域等がわかる地図サービス登場!

  6. 工事現場の「電子看板サービス」が登場、騒音・振動公開機能など搭載

  7. 建災防、安全対策にICT活用/有識者委が初会合

  8. ガラスに広告などの映像を投影可能…旭硝子「Glascene」

  9. 西松建設が自然エネ利用技術の効果実証、地下ピットで外気負荷が7割減

  10. ドイツのボッシュ、IoTの可能性を紹介する新サイトを立ち上げ

アクセスランキングをもっと見る

page top