【中小企業の『経営論』】第4回:「人材は採れなくて当たり前」という話を聞いて思うこと 画像 【中小企業の『経営論』】第4回:「人材は採れなくて当たり前」という話を聞いて思うこと

人材

 このところ、景気の回復基調がところどころで見え始めたこともあり、中小企業でも人材採用に積極的に取り組むところが増えてきました。

 中小企業の採用活動で、経営者や採用担当者の方々から常々聞くのは、「いい人がなかなか採れない」という話です。それなりの投資や活動上の工夫をしていても、満足がいく結果になっている会社は、ごく一部だけではないでしょうか。

 ライブドア元代表のホリエモンこと堀江貴文氏は、自身のメルマガ読者の経営者から届いた「自社に合った良い人材を採用するコツは?」という相談に対して、「零細企業では『自社に合った良い人材なんか採用できるわけがない』と割り切ること」「会社に魅力的な何かがあっても、会社の存在すら知られないから人はこない!」とハッキリ言い切っていたという記事がありました。

 中小企業の採用現場で私が感じることとしても、ある意味においてこれは真実だと思います。

 私は様々な立場で企業の採用活動をお手伝いしますが、中小企業の経営者や役員、採用担当者の実に多くの人たちが、「どうせ大きな会社を選ぶに決まっている」「しょせん大企業には勝てない」「うちみたいな会社に良い人が来るわけがない」など、自虐的と言われても仕方が無いことを言います。

 優秀な人からの応募があっても「どうせうちには来ないだろう」、他社と競合すれば、「大きい会社、安定した会社に行くに決まっている」などと言い、それがついつい態度や言動に出てしまったり、中には応募者に対して、そんなことをはっきり言ってしまうような人もいます。

 「卑屈になるな」「前向きに考えろ」などと言いたくもなりますが、ただ気合いや心掛けだけでどうにかなるほど甘くないということも事実です。

 ただ堀江氏は、話の続きでこんなことも言っています。

《小笠原隆夫/ユニティ・サポート》

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