世界遺産「三保の松原」の保全でドローンが登場! 画像 世界遺産「三保の松原」の保全でドローンが登場!

インバウンド・地域活性

 相次ぐ落下トラブルで一躍注目を集める無人機ドローンの空中撮影。しかし、ドローンはほかにも幅広い用途で有効活用できることが期待されている。そのうちの1つが空中散布だ。

 世界文化遺産「富士山信仰の対象と芸術の源泉」に登録された静岡県・三保の松原において、26日と27日の2日間、松くい虫防除の薬剤散布が行われている。そこで利用されているのがヤマハ発動機の産業用無人ヘリコプター「FAZER(フェーザー)」だ。

 実は昨年、三保半島海側の市有林約4ヘクタールを対象に試験散布を行うと、松枯れ被害の目安となる松の伐採本数が206本と、前年度の約4分の1に抑制された。この成果を受け、今年は静岡市からの委託により活動を本格化。今回の2日間では「三保文化ランド」および「羽衣の松」周辺の約10ヘクタールを対象としているが、6月中旬にも実施を予定している。

 こうした活用事例が今後も話題を集めれば、ドローンの活躍場が次々と広がり、市場が確立されるだろう。
《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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