太陽光発電システムのブームに陰り?設置率は微増、今後の設置意向は減少 画像 太陽光発電システムのブームに陰り?設置率は微増、今後の設置意向は減少

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 マイボイスコムは19日、太陽光発電に関する調査結果を発表。2012年に実施した同様の調査結果と比較し、太陽光発電システムの設置率は前回の4.1%から7.3%へ3.2ポイント増加した。

 太陽光発電システムの設置者は、「自ら検討して設置した」「太陽光発電システムが設置されている物件を望んで入居した」「入居した物件にたまたま太陽光発電システムが設置されていた」にわかれるが、「自ら検討して設置した」という人にその理由を尋ねると、「光熱費が節約できる」「売電できる」「補助金制度が活用できる」「環境によい」が上位に挙がった。実際、太陽光発電システムの魅力として「光熱費が節約できる」(55.5%)が最も多く、また、女性からは「停電、災害時など非常時に電力が確保できる」点も多く挙がっている。

 しかし、太陽光発電システムを設置していない人に、取り付ける条件が整っている場合の設置意向を調べると、「設置したい」「どちらかといえば設置したい」が31.5%となり、前回調査の49.1%から17.6ポイントも減少。逆に「設置したくない」「どちらかといえば設置したくない」は前回の19.3%から37.6%へ18.3ポイントも増加した。そこで太陽光発電システムの不満・不安点を尋ねると、「費用がかかる」「初期投資を回収できるか」「費用対効果がどのくらいあるかわからない」などが上位に挙がった。

 前回調査からの3年間で、太陽光発電システムの人気が大きく落ちたわけだが、その背景として、この間に売電価格が下がったことが影響したのではないかと考えられる。売電収入を見込んで太陽光発電システムの設置費用を負担したにもかかわらず、これでは元を取れるかどうか疑問になる。一方では、電力各社が電気料金を値上げしているだけに、電気代を節約できるのは大きなメリット。「売電価格の下落」と「電気料金の値上げ」の間でユーザーの心は揺れ動いているようだ。
《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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