【日本ギフト大賞2015】地産地消ビール、通年ギフトへの対応――大手企業の取り組み 画像 【日本ギフト大賞2015】地産地消ビール、通年ギフトへの対応――大手企業の取り組み

インバウンド・地域活性

 18日発表された「日本ギフト大賞2015」では、話題賞や地方文化交流賞、都道府県賞など全53品目が選ばれた。地域の独創性が高い地元ならでは贈答品以外にも、大企業の商品も、ギフト文化・産業を支えるものとしていくつか選ばれていた。

 HANJO HANJO編集部では、受賞式のあとの懇親会の会場で、これらの大企業に受賞の言葉とともに大企業が考えるギフト市場や地域とのかかわり方についてインタビューを試みた。話を聞いたのは、ギフトの定番であるプレミアムビールのサントリーとインスタントコーヒーの味の素ゼネラルフーズの2社だ。

 「プレミアム・モルツ」で受賞したサントリービール代表取締役社長 水谷徹氏は、次のように答えてくれた。

「11年前、デフレのときに、消費の二極化が進むとみてあえて高級ビールをだしました。いまではビールギフトの半分以上がプレミアムビールとなっています。地域商品としての取り組は、例えば京都の街並みや風情を生かしたデザインビール、群馬県の富岡製糸場にちなんだパッケージのビールを開発したりしています。また、熊本工場のレストランでは阿蘇山の水を使った自慢のビールを地産地消の取り組みのひとつとして展開しています。」

 続いて「AGFコーヒーギフト」で受賞した味の素ゼネラルフーズ 代表取締役社長 横山敬一氏のコメント。

 「ギフトはソーシャルなものからよりパーソナルなものに変わってきています。お中元やお歳暮といった社会的・儀式的なものに加え、家族や知り合いへのプレゼント、クリスマスやバレンタインデー、母の日、父の日などイベントも通年化しています。コーヒー市場もコンビニコーヒーやサードウェーブなど新しい波が押し寄せており、ギフトとしてのコーヒーも進化させています。その中で地域ごとの独自性には注目しており、鈴鹿・宇治の抹茶、瀬戸内レモンティー、とちおとめ・あまおうのカフェオレ、熊本の晩白柚ティーといった開発商品もあります。」

 大企業も地産地消や地域ならではのブランドを商品戦略に力を入れているようだ。
《HANJO HANJO編集部》

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