市場は健在? ガラケーが7年ぶりに出荷台数増加 画像 市場は健在? ガラケーが7年ぶりに出荷台数増加

IT業務効率

 MM総研が14日、2014年度の国内携帯電話出荷概況を発表。スマートフォンの出荷数が減少するなか、フィーチャーフォン、いわゆるガラケーの出荷台数が7年ぶりに増加した。

 スマートフォン、フィーチャーフォンを合わせた2014年度の携帯電話総出荷台数は3788万台で、前年比3.8%減で3年連続となった。スマートフォンの出荷も減少傾向で、前年比7.2%減の2748万台で、2012年にピークを迎えて以来、2年連続で出荷台数が減っている。これに対して、2007年度以来7年ぶりに出荷台数が増加したのがフィーチャーフォン。1040万台と前年比6%の増台を記録した。

 スマートフォンは2008年度に出荷台数100万台を突破。2011年度以降急激にシェアを伸ばし、現在は7割以上を占めている。一方でフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行ペースは鈍化傾向で、スマホの性能向上により買い換えペース低下が進んだこともあり、出荷は減少に入っている。

 MM総研はフィーチャーフォンの根強い支持の理由として、スマホの料金プランの高さや、フィーチャーフォンで機能的に十分な層の存在、フィーチャーフォンへの回帰ユーザーの存在を挙げている。今年4月には、2017年以降に国内メーカーのフィーチャーフォン生産終了が報じられたが、市場では一定の需要があることが明らかになった形で、MM総研も向こう数年は20%前後の出荷シェアを占め続ける予測を出している。部品供給など含め、ガラケー市場はしばらく存続するといえそうだ。
《こばやしあきら》

編集部おすすめの記事

特集

IT業務効率 アクセスランキング

  1. ~スマート林業:2~経済効果20億、ICTが森林をお金に換える!

    ~スマート林業:2~経済効果20億、ICTが森林をお金に換える!

  2. サービス産業の「生産性向上」はいかにして達成できるのか?:1

    サービス産業の「生産性向上」はいかにして達成できるのか?:1

  3. ~スマート林業:6~新しい人材、新しい学びの場

    ~スマート林業:6~新しい人材、新しい学びの場

  4. 【VRと中小企業:2】建設工期短縮でコスト相殺、安全性向上!

  5. ~シェア経済が生む新ビジネス:1~バッグを共有する世代の登場

  6. VRによる未来のコミュニケーションとは?

  7. スマートスピーカー時代の到来、クアルコムがIoT向け最新ソリューションを発表

  8. ~地方発ヒット商品の裏側~破綻しかけた老舗旅館を立て直す、IT化が生んだ“おもてなし”の新たな形

  9. ~ITで強い商店街を作る:1~地域ポイントサービスとその先

  10. 【VRと中小企業:5】VRが即戦力になる中小企業の現場とは

アクセスランキングをもっと見る

page top