SMSやモバイルバンキングも一般的――アフリカでもモバイルブームが本格化 画像 SMSやモバイルバンキングも一般的――アフリカでもモバイルブームが本格化

海外進出

米国と同等レベルの普及率
ちょっと前まで通信事情の悪かったアフリカで、携帯電話が急速な普及を遂げている。一部地域にとどまるとは言え、場所によっては固定電話を飛び越えて、最初の電話が携帯電話になるといった状況だ。

サハラ以南の7か国、ウガンダ、タンザニア、ケニア、ガーナ、セネガル、ナイジェリア、南アフリカでは、2002年の調査開始時に比べて、はるかに多くの人が携帯電話を所有し、場所によっては米国と同等レベルの普及率になっている。

「自宅に固定電話」わずか2%
アフリカにおける携帯電話普及の動向について継続的に調査しているアメリカの「ピュー研究所」によると、携帯電話を所有する成人は、2002年でタンザニア、ウガンダ、ケニア、ガーナとも約1割、南アフリカ共和国でも3割強にとどまっていた。

しかし、2014年の調査では、南ア、ナイジェリアで9割近く、セネガル、ガーナ、ケニアで8割を超え、タンザニアで7割、ウガンダで6割以上と大幅に増加した。一方、自宅に固定電話があると答えたのはわずか2%にとどまった。

この点では、日本の若い世代も同様。固定電話を持たなくても何ら不自由がないのだから、当然とも言える。先進諸国と比べて目立つのは、携帯電話所有率の男女格差。アフリカでは女性よりも男性の所有率が高く、例えばウガンダでは女性が54%なのに対し、男性は77%が携帯電話を所持している。

これは、アフリカにおける女性の地位を如実に現しているとも読み取れる。携帯電話の用途は、テキストメッセージのやりとりがダントツに多く、次いで画像や動画のやりとりが続く。また、支払いの受け取りが目立つなど、モバイルバンキングが一般的となっているアフリカの地域性が感じられる内容となっている。

(画像はイメージです)

アフリカで携帯電話が急速に普及 男女格差の側面も

《アフリカビジネスニュース》

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